いつまでも仲のよい夫婦

最近近所や公園、土手を歩いていると
定年を過ぎたようなご夫婦がジャージを着てウォーキングしたり
一緒に買い物しているのをよく見かけます。
さすがに手まではつないでいませんが
それでも仲睦ましさは伝わってきます。
結局こういうことができる人達が
人生の勝者じゃないかなぁって気がします。

お金もなければ困ります、
借金まみれでこんな関係性を築ける夫婦はまずいないでしょう。
でも心がギスギスしない程度の経済状態を保てる位のお金があれば
いいんじゃないかなぁ。
たぶんに個人のお金に対する感覚によりますが
拝金主義の人にはいくらお金があっても足りないですから。
給料が20万円で不満ばかり言っている人は
たとえそれが30万円になっても喜ぶのは初めだけで
時が経てばまた不平を嘆くはずです。

人はみんな平等だなんて絶対に思わないけど
時間というものだけは全ての人に平等に存在していて
これって案外すごいことだと思います。
どんな人にも1日は24時間で
それを長く感じるか短く感じるかは主観でしかないんだけど
逆を返せば自分でコントロールすることができます。
貧乏人がお金持ちと経済面で競っても絶対に勝つことは不可能ですが
時間を自分の自由に使いきることに幸せを見出せれば
ものすごい贅沢を手に入れることになります。

もし今より給料が10万円増えたとして、
観たいライブに行けないような仕事なら転職したいと思いません。
大金を出せばどんなチケットでも買えるかもしれないけど
それに行く時間がなかったら意味がありません。

話は戻って理想の夫婦像ですが
人間性に惹かれないとこういう関係になれないんじゃないかなぁって気もします。
それは単純にいい性格とかそういうことではなくて
個々に好きな（相性の合う）性格ってあると思うんですよね。
あまりしゃべらない人って嫌いな人も多いでしょうけど
そういう人の方が合うっていう人もいるだろうし
条件でなく自分の本音にいかに正直になれるかが重要かなぁと思います。
それができればいつまでも仲のよいおじいちゃん、おばあちゃんに
なれるんじゃないかなぁ。