ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

トライアルちう

2010年11月09日 | ペット

101回目のプロポーズ大作戦。 部屋の入り口でじりじりしているオスカル。

 

6日の午後2時に到着した風子にオスカルは一目惚れしたようです 

 

1人(1匹)で部屋に入ると「ウ~・・シャーッ」と怒られるので、ヤザワの後について紛れて入ってみたり、風子がゴハンを食べている時にそっと背後に忍び寄って尻尾の臭いを嗅いだりするので、また怒られるという。

 

しつこい♂は嫌われるよ~~ ノエルとの距離のが近いじゃんーーーー

 

「なんか雰囲気悪いな~・・気疲れする・・」(ノエル)

 

これまでノエルに注いでいた愛情と情熱の全てを風子に向けているオスカル。ストーカー状態です。。

風子の座っていた所はことごとくチェック。風子が動けば追いかけて行くし、自分がゴハンとトイレ以外の時間は全て風子を見張ってます。なんとかして猫キッスをしようとしては「ウ~ウ~シャーッ」と怖がられて怒られているという。

着いた日は飲まず食わずで唸りっぱなし。巻き添えを喰ってヤザワも猫パンチをくらい、指がソーセージのように腫れたのでした。痛かったー 猫パンチってこんなに痺れるほど効くんだ?という感じ。すごい力。もうびっくり。

次の日に保護主さんに電話をして聞いた好物のモンプチのロースト・チキン缶を買ってきて開けたら、まあヤザワには心を開いたのでした。「これ!アタシの好物なの!」という感謝の眼を向けたゾ。食後は鼻炎のようにグズグズと喉をならして足にまとわりついてひっくり返るし。

 

またたびも差し入れ

いい感じで酔ってます

 

オスカルが恋患いのようにせつない顔をして見つめる風子は写真よりずっとスタンダードなペルシャでした。

つぶれ顔で耳が小さくて3頭身。ショー・キャットのよう。

毛質もオスカルよりみっしり生えてます。サマー・カットが伸びたら、すごいペルシャになりそうです。

 

初めて見た瞬間:「うっ・・ブス・・写真と違うじゃんっ」という表情をしないように取り繕いました。(オトナだから!)

 

オスカルの保護主さんだったタカハシさんも立ち会ってくれて:「うわー・・この子、小柄なのに顔が大きーい!しかも耳が小さーい!」そして:「野良では顔の大きい子がボスになるのよ」と教えてくれました。ショー・キャットも顔が潰れてツラのデカイのがチャンピオンになってるしね。

 

なんとなく、「ちぇー・・ブスだ・・」とヤザワが思ってるのがタカハシさんに分かったんでしょうか。「ここ(ヤザワんち)で上手く行かなかったら、ウチにおいで~」と風子に言ってるのを聞いて、安心してトライアルに入りました。

 

「いいノエルに手を出したり、もう1回アタシに猫パンチなんかしたら、アンタはタカハシさんちに飛ばすからね」といちおー、言ってみたら「分かりました・・」と返事が聞こえました。

 

「それからノエルとオスカルと仲良く出来なかったら、やっぱりウチでは飼ってあげないからね」と言ったら:「努力します・・」という返事を眼を見てされました。

 

ヤザワもアニマル・コミュニケーションが出来るようになったようです 確かに聞こえました。

 

それから風子は私の膝に乗り、ふみふみとマッサージ?をし続けたり(リラックスして甘えてる時にするらしいけど、そういうシチュエーションではないので、明らかにヤザワの機嫌取り:笑)、お腹を見せて転がったり、すり寄ったり、必死の努力を始めたのでした。2日目にして。

 

ノエルもオスカルのことも心底怖いようで、「ウ~ッ」と唸ると、ヤザワに「ダメ!」とその度、注意されてはヤメてます。健気。自分がブスだという自覚があるんだろうか??

 

しかし猫の世界では、すこぶる美人のようです。オスカルもせつない顔をして嫌われないようにしつつ、なんとか距離を縮めたい!という一心なのが見え見えで:「あんた、まあーこの顔で・・」と風子をしげしげと見るヤザワでした。

猫のメスは気難しい。気が強い。と聞きますが、なんとなく「女同士」という連帯感が不思議とあります。これはバニラでもそうでした。

まあ一緒に暮らすメスなら、少しブスで健気くらいのがいいかしら?という気もします。猫とまで張り合いたくないしね(笑)。

 

もしかしてキャット・ショーの「美人」の基準というのは、「猫から見て美人」ということなのかもしれないですね

 

2週間~1ヶ月、トライアルをしてから、ウチの子になるか審判の日を風子は迎えます。

 

つづく・・

 

 

Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする