ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

初冬の帰京:6年ぶり

2017年12月12日 | 日常

リュクサンブール公園。と見まがう代々木公園の一角。

 

東京の冬は6年ぶり。所用で4日ほど帰京。「寒いよ〜 と友人達が口を揃えて言うので、6年ぶりにダウンコートを持って、セーターも着て、23°の中、那覇空港まで汗をかきながら東京に向かったのでした。

 

着いてみればなんてことはない(12°/8°)。何日か前の福岡みたいな感じで涼しい。ダウンコートを着てると汗ばむくらいで、せっかく涼しい所に来たというのに、「あつい・・あつい・・」と昼間はコートを脱いで抱えて歩く始末。夜は寒いけど、冷えるというほど寒くもない。本格的に冷え込むのは1月と2月でした

 

用事は半日もかからないのですが、観たい展覧会が3つあったのと、母校の桐朋学園が新校舎になったというので見学もしたかったので長逗留しました。桐朋は高校に今年、キムタクのお嬢さんがフルートで入ったそうで、セキュリティが厳しくなったという話でしたが、一段落したようで落ち着いてましたよ。

 正面

隣は「桐朋女子普通科」

亜砂ちゃんと

桐朋学園大学音楽学部の付属である「桐朋女子高等学校音楽科(共学 / 驚愕)」は、経営の都合上こういう学校名になっています。桐朋学園大学の付属にあるのは「子供のための音楽教室」です。

普通科は幼稚園からあり、中学で桐朋男子と女子に分かれます。両方とも制服がありますが、音楽科は私服で交流もありません。入試も通常通り外部扱いでの入試で、桐朋学園大学へは内部入試となります。

 

ヤザワの学生時代でも:埼玉の僻地から通う男子が定期券を購入する際、駅で「女子校」の学生証を持っているので不審がられたり、マラソンの全国大会に出場した男子が、学校名を読み上げられて、どよめきが起こった。など逸話には事欠きません。「気の毒」を通り越してセクハラに近いよな〜とは思うけど、このまま行くんだね

 

学生ホール

 「桐朋女子校等学校音楽科」の男子生徒の後ろ姿。大学生かもしれない。一緒の教室なので分からないんですよ。

 

お弁当を食べるヤザワ

予定が詰まってて、お昼をゆっくり食べてる時間がなくなってしまったので、お弁当を買って学生ホールで食べて、見学しました。逆に楽しかったなー

廊下でも練習

この階はヴァイオリンとかチェロ、弦楽器のテリトリーの様子。

 

動画を撮れば良かった。音大ってこんなにうるさいんだ というほど、みんなそこかしこで練習してるんです。

この階は管楽器のテリトリー

コントラバスとハープ、打楽器は同じ4階

並んでます。ハープ部屋はどこかな?

 

地下教室 かつて高校生のクラスは地下だったので「モグラ」と呼ばれてました。

地下教室の廊下

地下はレッスン室になってました

悲喜こもごも333

333は入試、実技試験の教室。そういえば333て悪魔の数字じゃなかった

333にニンニクと十字架を

 

同級生の亜砂ちゃんと、代々木八幡から代々木公園を抜けて表参道を歩いて北青山まで散歩し、レンタカーで芦花公園の『澁澤龍彦展』を観て、仙川の桐朋に寄って、その後ヤザワは府中の多摩霊園に墓参りをしたり。6月に負傷した右膝は完治。けっこうな距離を歩きました。東京にいると歩くものだけど、こんなに歩くのはよほどヒマな時。

観れて良かった

 

中学〜高校2年まで代々木公園付近の参宮橋と代々木八幡の間に住んでいたので、原宿から渋谷のハチ公口から公園通りは徒歩圏内。

高校の時は渋谷から代々木5丁目の自宅までよく歩いて帰ってたな〜

元・自宅の『チュリス代々木』

変わらない〜。ここの204号室は防音窓になってるはず。ピアノのために2重にしました。ここは当時、新築で買って、出る時は倍以上の値段が付いて、その後「億ション」になるというバブルの洗礼を受けてます。「もうちょっと持ってるんだったなー」と両親が『アパート・マンション情報』を毎月見ては地団駄してたのを思い出した

 

付近一帯は今や超・高級住宅街でコンビニもなく、500メートルほど歩いて参宮橋商店街に行くまで店もない所。当時も今も不便。しかも高台なので買い出しなんてした日にゃ登山部のトレーニングですよ

 

かつては近くのアパートに住んでいた代々木中学の同級生もいたけど、アパートはほぼなくなっていて、富裕層向けのマンションと豪邸ばかり。同級生の家も公園になっていたり(相続税問題で物納か)、マンションになっていたりと、時の移り変わりを感じながら散策したのでした。

参宮橋の駅は変わらないな〜

 

駅は参宮橋が1番近かったけど、桐朋へは初台から京王線で通ってました。初台まで徒歩8分ほど。それにしても東京は電車代と外食や総菜が安いな〜。那覇だとモノレール1駅で260円だから。東京の倍 しかも駅区間は徒歩5分ほどで。

やはり10両編成で蛇のように長〜い電車に満員の乗客でラッシュ時は3分おきくらいの需要がないと130円で2駅。というワケにはいかないんですね。ホームだけで100メートルくらいあるんだからね。

 

代々木八幡は夏のお祭りとかでよく来てたな〜

神社はどこも似てるけど

出世稲荷神社だった

 

ここの神社と、参宮橋の東京乗馬俱楽部の馬を見にアリス(当時のワン)を連れて散歩したり、代々木公園にも散歩に行ってたのでした。

 

代々木公園のイチョウはすっかり成長して、公園のマラソンコースも整備されていたので「こんな公園だったっけ」と、思ったけど、アリスと散歩によく来た見慣れた広場も。

ここは変わってない

ドッグランも出来てました

道幅が広くなって

まだ紅葉も

 

そういえば:「杉並」「世田谷」ナンバーが出来ててビックリしましたよ。

「練馬」なんてイヤ〜 とずっと思ってたから。

 

車を返して表参道を原宿まで散歩

原発事故も収束してないのに、こんなに電気使っちゃダメだよ。。とふと思ったけど。

キレイっちゃキレイ

表参道はブランド店ばかり。この不景気に誰が買うんだろう中国人観光客

ここだけ(表参道)なら分かるんだけど、銀座もあって、新宿だってデパートにブランド店が入ってる。まるでZARAとかユニクロのようにヴィトンがあって、シャネルもエルメスもあって、とっても不思議。

 

新宿の伊勢丹のマクロビ・チャヤで横井一江おねえさまと

食べ終わった後

たいてい食べ終わってからハッとして写真を撮る。それすら忘れることもアル:笑

 

美術展は『北斎とジャポニスム』展、『アンデス文明』を上野で観ました。コンサートは『東京シンフォニエッタ』の入野賞の世界初演曲のコンサート。那覇では桜坂劇場で上演中の『婚約者の友人』を新宿で観て。充実

 

その感想はまた次回に。

 

今週は布団に入れるのかな という感じなので、楽しかったことを反芻して頑張ります

 

師走ですね〜

 

そうそう。OISTで開催中の『人工知能美学芸術展』で、ナンカロウの自動ピアノの曲が演奏されているようですよ

 

・ナンカロウのロール紙自動演奏ピアノ実演
人工知能美学芸術展の会期中毎日、OISTエレベーターホールにて、人工知能
音楽の先駆者コンロン・ナンカロウのピアノロール実演を行っております。
※毎日、午後12:30より(12/2, 9, 13-17を除く)
https://groups.oist.jp/ja/aiaae/exhibition-events#nancarrow

 

■AI美芸研(人工知能美学芸術研究会)

公式サイト
http://aloalo.co.jp/ai/
Facebook
https://www.facebook.com/groups/1155307841158207/
Twitter
https://twitter.com/AIbigeiken


そして

「本日(12/4)、OISTのトンネルギャラリーにコンサート時の映像が入りました。矢沢さんの演奏も平石さんの曲も改めて感激です」

 

と中ザワヒデキ画伯よりお知らせいただきました。

 

OIST行ったら見てみてくださいね

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