![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/34/0807dbb33c251e9b497dd5b172756d55.jpg)
「気楽にね~(Take easy!)」「ハ~イ (All right!)」
かつてテレサ・テンも録音したという、台湾ポップスの80%以上と映画の音声、サウンドトラックを手がける台湾屈指の名門スタジオ、『白金録音室(Platinum Studio)』でレコーディングちう。
ついに!New Albumに収録するCarolyn Yarnell 作曲"Love God"のヴォーカル・パートのレコーディングです
「アタシ、歌ヘタなんですぅ~・・」とアイドルばりの申告を正直にしてましたが、「No problem! なんでも直してあげるから
」と言われて、ちょっと楽しい気分でブースに入ったのだけど甘かった
ガラス越しに
ミキシング室のエンジニアがフリーズ してるのが見えて、ますます緊張してしまって・・
半泣き
「コレを編集するのか・・・
」というエンジニア様達の動揺がヤザワにも伝わりました。いくらアイドルは歌がヘタとはいえ、やはり限度ってもんがあるよね。。。このスタジオ始まって以来の珍録音だったことでしょう。。
「Off course! You are not singer!」と励まされて何テイクか挑戦して録りましたが:「Mis.Yazawa.....Mission impossible...」とチーフ・エンジニアに呟かれました
「Oh, no, no, I’ll fix it! No problem!」とヤザワの甥くらいに見えるエンジニア君に笑いながら慰められました。やっぱ男は若いに限るよな~
「アホ。余計なことすんな。徹夜になるぞ」という目つきでチーフ・エンジニアがエンジニア男子を睨んだのを見逃さなかったゾ。
2010年のコンサートのために書き下ろした曲。当時も今も状況は変わってなくて・・・ってそりゃそうだアタシは歌手じゃないんだよ
The great news is that I'm going to write the vocal part where the voice comes in, so you will sing too. It will be so Powerful for DRAMA - very exciting!
ミッション・インポーッシブル
当時のブログ 新曲の進行具合
この暗く重い言葉を寝る間も惜しんで練習して録音してきました。リーディングは得意なようで、テイク1ですでにエンジニア様達は「ほぉ! さっきの歌とはまるで別人だな!」という態度になったのでした。リーディングはテイク2も録ったけど、両方ともそのまま使えるという出来
で、スタジオの雰囲気がなんとか盛り返ったのでした
Much better than singing!
それにしてもキャロリンには苦労させられっぱなしさ プログラム・ノートUp中!
思えば最初からカネのかかる曲ではあった 年始散財
ま・後々の役にはたってるか iMacヤザワ号始動!
今回の台湾はほぼツアー日程で、レクチャーコンサートとレコーディングと編集で1週間という過酷な日々で、行く2週間前くらいから4時間も寝れない日々のうえ、現地でも4時間寝れればマシというスケジュール。
帰ってきて2日経ちましたが、まだ目(視線)を動かすと目眩がする感じで消耗してます~
編集画面を見過ぎた眼精疲労もあるんでしょうね。目の奥が痛くて・・
太陽なんかとても見れない。泳ぎに行きたいけど諦めました。
今回のレクチャーは英語だったので、その原稿と「読み」の練習もあったから大変でした。英語なんてしばらく話してないから、ちょっとした単語の発音も自信がなくなっいて、いちいち調べて発音して顔の筋肉を英語用に整えていたのでした。
内容の3分の2は過去の講義からなので英訳にするだけなんだけど、3分の1は新しい内容を追加したので、まずは日本語で原稿を書いてから英訳。
90分用
英訳を自分でしてるうちに、日本語の原稿とは違うことを書いたりするんですね。やはり英語は英語で考えないと表現がヘン。完成した英訳文はチェックしてもらって、その直された原稿を読む練習をするわけです。講義で使う映像を編集してるうちに:「台湾のDVDシステムで再生できるのか」という基本的な問題に3日前に気がついて、貧血を起こしそうになりましたが、全てのリージョンコードに対応できるという返事をもらって、吐き気が収まったのでした。こんなに緊張したのは何年かぶり。ずいぶんたるんだ生活をしてたんだなーと我が身を振り返りましたよ。。。
ピアノの練習の他にデータも探したり・・HD5台に分散してるデータ
朝8時半のフライトで9時に台北に着いて(台湾は1時間遅い)、ランチを食べたらすぐスタジオに入ってレコーディング用のデータをトラックダウン。次の日の朝には新幹線に乗って台南に向かって、会場のピアノの調律チェック。午後3時にはレクチャーで、終了後は翌日の準備(練習とチェック)。
3、4日目はこんな感じで
テイクのチェック中
ラフ・ミックスまでは台南
4日目のラフ・ミックス終了後は新幹線に飛び乗って、台北に戻って、翌朝からはスタジオに缶詰。
台南のホテルがとてもステキでしたが、5時間も部屋にいませんでしたよ。。
アルマーニの部屋みたい
寝室に風呂っていいよね~
さてー
この続きがまだあるんですよー
今年一杯は忙しいのかなー