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楽譜の表紙はシュトックハウゼンの娘、マイエラ・シュトックハウゼン
マイエラは日本にも来て弾きました。日本初演の話題というより:
「脇毛がすごかった」という話題でもちきりでした
ドイツ人の女は脇毛もすね毛も剃らないし抜かないんだって。というドイツの常識を日本の現代音楽ファンに教えて帰ったマイエラでした
それで:みんな脇のことが気になって、演奏のことは覚えてないようなので、というワケではないんですが、当時・シュトックハウゼン信者でしたヤザワも弾きました。「リヒト(光)」のCDボックスも楽譜も持ってますよ
「ルシファー」は客席に向かって開脚をする曲なので、これでミニスカート
とかだと、今度は
「パンツから毛が出てた
タワシだった
」とか、また誰も聞かなくなってしまうので
、動きやすい落ち着いた衣装で臨みました。約40分弱の大曲
ほとんど初演みたいなノリでしたね。ようやくみんな落ち着いて聴けて
そんなヤザワの前衛時代のビデオをアップしました。若かったな〜
この時は後半が「ルシファー」で、前半はメシアンとかミュライユとか一柳さんとか。久木山直さんの委嘱もあって。前半はホールのスタンウェイで弾いたんです。2台使い!譜面台も鈴も作ってもらったしね。前衛はお金がかかるんだよ〜
Tomoko Yazawa - "LUZIFERs TRAUM " Klavierstuck XIII / K.Stockhausen
キャパ680とかのホールで、PAが大変でした。。
これは親密な空間で儀式のようにやるのが良いかもしれない。フルコンの周りを歩くのも時間がかかりすぎだと今は思う。B型くらいでいいのよね。この時、文化会館のピアノは使わせてもらえなくて後半の「ルシファー」のために1台持ち込んだんです。ヤマハだったのかな?大きいからヤマハのフルコン?
声もマイクで拾って拡声すると、やっぱりピアノの音も拾ってしまう。小さいところでマイクなしでもいけるくらいがいいかもね。参考までに。
家宝のサイン入り楽譜いただいたんですよ。「弾いてね」って
フランス語で話してたせいで、YASAWAになっちゃったけど
シュトックハウゼンは白とフリルがお好きなようで、フリフリの白のブラウスに白のデニムというのが定番でした。お会いした時はすでに恰幅良かったけど、イケメンの名残はありました。5ヶ国語を流暢に話すので、当時、私はフランス留学中だったのでフランス語でレッスンを受けました。生徒の言語でレッスンしてくれるんですよ。5ヶ国語ならね。日本語はダメでしたが。
懐かしいなー。楽しい思い出しかないです。
今、このルシファーな時代に、全然・自分は悪魔崇拝じゃないですが、ふさわしいような気がしてアップしました。
Light〜リヒト〜光のシリーズは予言なんですかねぇ
久しぶりに楽譜見たり聴いたりしてみようと思います。
「ルシファー」を弾くのは・・後進にお任せします