宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2007/09/28
(続き)
宇ち多゛を出て超ゴキゲンで次のお店に向かいます。ホッピー仙人の常連さんでもあるひろたろうさんのリクエストは、秀の生ホッピー。噂の樽生絶品ホッピーを是非一度呑んでみたいと言うことでした。それではということで、線路を渡って鳥房側から呑んべ横丁を目指しますが、途中大林酒店の前でぴたりとひろたろうさん。「渋い酒屋ですね~」と。「ここが営業している酒場があっちにあって、裏でつながっているんですよ」と話すとひろたろうさん「行きましょう!」と。まだまだ時刻は16:45頃。という訳で秀の前にちょっと寄り道することになりました。



お店に入ると先客はいらっしゃらず。真ん中のテーブルにお邪魔します。そして壁のメニューを見つつ、ひろたろうさんは生ビール(中、380円)、そしてボクは調子に乗って樽酒(220円)をいただいちゃいました。注文すると、升と徳利に入れた賀茂緑の樽酒を持ってきてくれて、目の前で徳利から升へお酒を注いでくれます。そしておかあさん、「塩は要りますか?」と。「お願いします」と返します。



凄い。まさに塩で樽酒を1杯。太田和彦さんの「超・居酒屋入門」で読んだ、居酒屋のルーツ、江戸時代の量り売り酒屋さんのお話のようです。それにしても生ビールにしたって大で590円。ひろたろうさんの頼んだ中生は、いわゆる500ml入るちゃんとした中ジョッキと思われ、それで380円というのも安いです。そして賀茂緑の常温樽酒も、ほのかな木の香りがさらに升で強くなって、美味しいですねえ。すいすいと呑めちゃいます。そしてゆったりと30分ほど過ごしてごちそうさま。この樽酒が、このあと思わぬ影響を出すとは夢にも思わず、さらにゴキゲン度を増してお店を出たのでした。
(つづく)

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