愛媛の伝承文化

大本敬久。民俗学・日本文化論。災害史・災害伝承。地域と文化、人間と社会。愛媛、四国を出発点に考えています。

宝巌寺、一遍上人像の被災 続報

2013年08月18日 | 日々雑記
一遍上人像の焼失から一週間が過ぎました。被災後の宝巌寺さんの様子などが一遍会のホームページで更新されたので、紹介しておきます。

http://home.e-catv.ne.jp/miyoshik/ippen/hot.htm


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木造一遍上人立像の焼失

2013年08月13日 | 日々雑記
このたびの松山市の宝巌寺さんの火災。松山市教委、県教委、そして文化庁調査官によって、国重要文化財に指定されている木造一遍上人立像が焼失が確認されたようです。残念です。防火のこと、文化財の保存環境のこと、文化財を保管する所有者の負担のことなどなど、いろいろと考えさせられます。私も一遍会の会員であり、宝巌寺さんは聖地であり、一遍像はシンボルであり。これから再建に向けて話が進んでくると思いますが、何らかの形で協力していきたいと思っています。(写真は一遍会の提供です。)

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萩市の須佐歴史民俗資料館の被災状況 山口県の豪雨被害

2013年08月12日 | 日々雑記
7月28日の山口県・島根県集中豪雨による博物館、資料館の被害。

山口県萩市の須佐地区にある「須佐歴史民俗資料館」の被災状況が萩博物館のブログで紹介されています。

萩博ブログ
http://hagihaku.exblog.jp/20813078/

当初は交通が途絶し、通信も困難な状況だったとのことですが、7月30日に現地を確認。

資料館の1階展示室床レベルで1m70cmが浸水したとのこと。

そして大量の泥が入り込んだようです。

収蔵展示されていた民俗資料(民具)は押し流されたような状況になってます。

展示ケースも浸水。

萩博物館による復旧活動がはじまっていて、随時、萩博ブログで紹介されています。

大きな被害を受けているため、泥の除去作業、資料の洗浄作業など復旧には時間もかかり、人手も必要だと思われます。



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