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12月9日(土)午前中に、西予市野村町で、災害復興と文化財・文化遺産活用ミニシンポジウムを開催しますので、お知らせします。
会場は、旧緒方酒造の酒蔵。西日本豪雨で浸水による被災した後、廃業しつつもリノベーション。
その建造物を利活用する取り組みでもあります。
今回は、国立歴史民俗博物館の川村清志先生(民俗学)、高科真紀先生(アーカイブズ学)に講師をお願いし、
東日本大震災以降の文化財レスキュー、レスキュー資料の活用等についてお話いただきます。
会場の酒蔵被災後に修復されて活用される建造物、古建築の活用事例としても、ご見学可能です。
興味のある方にご周知いただけると助かります。
なお、ご参加される方は、当日の天候次第で、酒蔵の中の気温が低いことも予想されますので、
防寒対策された上でご来場ください。
【日 時】
令和5年12月9日(土)10時~11時半 ※当日受付、参加費1人200円
【名 称】
災害復興と文化財・文化遺産活用シンポジウム in 野村・本家緒方蔵
【テーマ】
歴史・文化を活かした地域と復興を考える
【会 場】
本家緒方蔵 西予市野村町野村12-17
【趣 旨】
西日本豪雨から5年。西予市野村町では被災からの復興過程で地域の歴史・文化等の「野村らしさ」が注目され住民の心の拠りどころとして再発見されてきました。今回のシンポでは西日本豪雨被災後にリノベーションされた本家緒方蔵を会場に国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)の協力を得て、東日本大震災や能登地震といった大規模災害等からの復興支援活動を進めてこられた川村清志氏、高科真紀氏をお迎えし地域文化が果たす役割、人口減少社会での地域文化の在り方を模索し、次の災害の事前復興として次世代へ「野村らしさ」を継承するヒントを考えていきます。
【報告者】
①川村清志氏 (国立歴史民俗博物館准教授)
災害を乗り越えた記憶の継承―宮城県気仙沼の津波記念碑、震災遺構を中心にー
②高科真紀氏(国立歴史民俗博物館特任助教)
地域の歴史・文化をひらくアーカイブズの可能性ー沖縄県伊江島・阿波根昌鴻の写真を中心にー
③討論・質疑 進行:大本敬久 野村町史談会会員・愛媛県歴史文化博物館専門学芸員
【主催・協力】
主催:野村の地域文化をつなぐ会
協力:人間文化研究機構広領域連携型基幹研究プロジェクト「横断的・融合的地域文化研究の領域展開:新たな社会の創発を目指して」国立歴史民俗博物館ユニット「フィールドサイエンスの再統合と地域文化の創発」・NEOのむら・野村町史談会・予土歴史文化研究会野村支部