4年前の無投票市長選から一転して現職を含み4氏が立候補した宮古島市長選挙。
本土の毎日新聞では一面に記事がでたという噂もありますが。
結果は現職が辛くも勝利。
元はといえば、現職が無投票で再選された結果、気が緩んだのか
台風警戒警報下での市長室での飲酒事件を発端として
市職員が業者と結託して不法投棄ごみの処理量をごまかした事件
観光プロモーション事業で特定の業者との契約を工作した事件
職員の相次ぐ飲酒運転発覚事件
等の行財政不祥事が続発。
これに対し、市政刷新による行政健全化を訴える新人3氏が立候補。
時に島では陸上自衛隊配備の賛否も絡み、配備容認と建設業と農業振興、20万トン級クルーズ船対応のバース
整備などで経済振興を唱える現職と市政刷新、自衛隊配備反対という同じ公約を掲げる3氏の戦いとなったのだが...
結果、現職9.588票、3氏の得票系19,727票ではあったが、現職が2位に375票差で当選。
不思議ですよね、3氏をまとめれば楽に勝利していたはずの刷新派。
この島では、保守・革新という図式は当てはまらず、目先の利益で動く傾向があるらしく、それに絡んで幼小中高と15年近く一緒に生活していることから、同窓、同期の絆は想像を絶するばかりで、主義主張より個人が問題となるようですのね。
今回の例がそれに当てはまるかどうかは不明ですが、候補擁立の際のごたごたを拝見する限り、え”-----っということがあり続け、うがった見方をすれば票を割るために立候補した刺客が含まれているのではと思うくらいなのでした。
島の首長選挙はこれから4年の飯の種。
これからの人事や離合集散の動きに目が離せません。
現市長が誕生したいきさつも8年前、職員の不祥事で当時の市長が引責辞任した結果。
合併後の行政の体質改善が永遠のテーマになるのでしょうか。
島の自然に反して、心の底にくらーい滓がたまっていくような今日の宮古島でした。
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