毎度おなじみの公共事業の年度末。
あと5日間の追い込まれ期間。
この島の今年は異常ともいえるホテルと集合住宅の建築ブームにより、土木・建築関係の公共事業に大きな影響を及ぼしておりまする。
特に、観光事業の興隆とは無関係に少子化が進み、郊外部では小中学校統合の検討が進んでおり、その第一弾として今年の4月から開校が予定されている伊良部島の小中一貫教育校「結の橋(ゆいのはし)学園」
伊良部島内の4つの小学校と中学校の児童生徒を一つの校舎に集め、9年間の義務教育を一貫して行うというものです。
2月下旬の工事工期が1ヶ月伸ばされ明後日27日に完了検査が行われます。
本日の工事現場。校舎は何とか形を成し、28日から引っ越し作業に入る予定とのことですが、外構と呼ばれる外回りの工事は大変なことになっています。
校舎の正面玄関前に置かれる校名の張られた門柱据え付けの工事が行われた現場を中継します。
完成した門柱を輸送してきたトラックとクレーン車が待機する中、据えられる現場では基礎部分のおかれる位置を示す墨出しと均し作業が急ピッチで進められます。
ようやく準備ができ、クレーン車が門柱を釣り上げます。
微妙な位置に置くクレーン車の操作技術はアメイジングです。
二つの門柱が所定の位置に納まって学校の正面らしくなりました。
3月28日から引っ越し作業に入り、4月4日の建物の引き渡しを経て、8日始業式9日入学式を迎えられると教育委員会は発表しておりますが、現場の状況を見ると???いっぱいです。
工事は、前にグラウンドだったところに新校舎を建築し、旧校舎を取り壊した後そこに新しいグラウンドを整備し、校舎の外側の舗装や植栽、塀などの工事も残っているので児童生徒の安全がどう守られるかが課題です。
以上、現場からしょう爺がお送りしました。
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