子どもの頃、絵日記を書かされていた。
小学三年生の時に引っ越しをすることになり、
「自分の物は自分で荷造りしなさい。いらないものは捨てなさい」
と、母親に言われ、10冊くらいあった日記帳は、こんなものいらないやと捨ててしまった。
中学生になって、1冊だけ、絵日記帳が出てきた。
読んでいたら、ほとんど升目に字が埋まっている中、数行だけの短い日記があり、
「あしたからはるやすみ。うれしい。ゆりはようちえんがだいきらいです」
とか、書いてあった。その日の絵は、確か、なかった。
特に、幼稚園が苦痛だったとかいう思い出はないので、意外で、ちょっとおどろいた。
一時の感情で書いたのか、常々、幼稚園がきらいだったのか?
その時、日記帳は捨てないで、とっておけばよかったなぁと思った。
日記帳はたぶん、コクヨのもので、表紙は縁がマスタード色で、フランス人(たぶん。ちがうかも?)の男の子の写真だった。細いボーダー柄のTシャツで、ヨットも写っていたと思う。
この間、親戚の5歳の男の子に
「保育園、楽しい?」って聞いたら、
「ウソつかれるし、だまされるし、たのしくないよ」って、答えてくれた。
小学三年生の時に引っ越しをすることになり、
「自分の物は自分で荷造りしなさい。いらないものは捨てなさい」
と、母親に言われ、10冊くらいあった日記帳は、こんなものいらないやと捨ててしまった。
中学生になって、1冊だけ、絵日記帳が出てきた。
読んでいたら、ほとんど升目に字が埋まっている中、数行だけの短い日記があり、
「あしたからはるやすみ。うれしい。ゆりはようちえんがだいきらいです」
とか、書いてあった。その日の絵は、確か、なかった。
特に、幼稚園が苦痛だったとかいう思い出はないので、意外で、ちょっとおどろいた。
一時の感情で書いたのか、常々、幼稚園がきらいだったのか?
その時、日記帳は捨てないで、とっておけばよかったなぁと思った。
日記帳はたぶん、コクヨのもので、表紙は縁がマスタード色で、フランス人(たぶん。ちがうかも?)の男の子の写真だった。細いボーダー柄のTシャツで、ヨットも写っていたと思う。
この間、親戚の5歳の男の子に
「保育園、楽しい?」って聞いたら、
「ウソつかれるし、だまされるし、たのしくないよ」って、答えてくれた。