22年ぶりに、かつて同人詩誌「匪」(ひ)に所属していた4人が、新たに同人誌「海市」を創刊した。
22年前というと1993年(平成5年)。その時代の世の中がどうであったかを振り返るつもりはないが、
きっと価値観や世界観は今とは随分かけ離れていたであろう、と想像する。
今から約2年前、片津がブログを開設した。前述の某同人詩誌の何号かは忘れたが、創刊から休刊までの中間あたりで突然筆を折っていた。
そんなこともあったので、片津よりも早くにホームページやブログを開設していた横山と前田が、
文章を書き始めたのなら昔のように冊子のようなものを出さないか?と片津に持ち掛けた。
勿論、そう持ち掛けるにあたっては、もう一人の同人であった年少の佐藤に対しても当然プレッシャーをかけることはあたり前?。
それからあれこれあって、何と2年の時間を経てようやく刊行に漕ぎ着けた。
形問わず、内容問わず、まずは表現することが第一義。そんなことを思っているが、これはあくまでも私の思い。
各人がそれぞれにそれぞれの考えで、ひとまずはこの「海市」に発露すればいいのではないのかな、そんなことを思っている。
前の詩誌の時も同人各人はそれぞれに考えを持ち、ある意味でバラバラな考え方を持つ一人一人の書き手が集まっていたのであり、
その方がいいのかもしれない。どうもこの姿勢が身に染み付いてしまっているだけに、
4人とも改めてそんな位置づけなんか問いもしないから凄い。
まずは、次号発行が大きなハードルか(笑)。
★体 裁:A5版20頁 ★内 容:(詩)今在ることに気づいたように / (エッセイ)笊森山にて・鳥日記・雑記 ★同 人:片津 森・佐藤 正・横山 仁・前田 勉
★発行日:2015年9月1日
★発行所:「書肆えん」 秋田市新屋松美町5-6 横山方
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