昨日、鳥海山の麓にある「獅子ヶ鼻湿原」へ行ってみた。
大分前に一度行ったことがあったが、あまり記憶に残っておらず、記憶にある画像・映像がパンフレットのものなのか本当の?記憶なのか曖昧。
駐車場には相当台数の車があって、県外ナンバーの車も多かった。みなさんトレッキングシューズとリュック姿で、ふらりと出掛けたこちらはごく普通の服装。ちょっと気まずかった。(あなどってはいけない、森、山であることを・・・)
木道が整備された森の中の径路は緑と川の音、せみの声で心地よかった。すれ違う人たちも心地よさそう。
「獅子ヶ鼻湿原」は酸性・低温の大量湧水により、「鳥海まりも」と呼ばれるコケ類が~と、案内板にあった。国指定天然記念物。
もう一つの目玉は「あがりこ大王」(写真)。全国の巨樹・巨木の中から「森の巨人たち百選」に選定された樹形で幹周りは7.62m、奇形ブナでは日本一の太さだそうだ。「あがりこ」とは幹が上がったところで子の分かれている形からきたといい、大王とは、この森の大王らしさがあるから・・・かな。
傍のベンチに仰向けになって梢が風に揺れるさまを目だけで追う。目をつむると、身体が左右に揺れた。贅沢な、いい時間だった。
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