田舎に2週間ほど滞在中に、公開講座で黒沢尻歌舞伎を上演するという情報で出かけてきました。
以前に、北上市「展勝地桜まつり」でおいらん道中のイベントを見て、単なる仮装行列かな?と思っていましたが、郷土芸能としてレッキと活動している団体でした。
このローカル演芸は、大衆演劇として明治末から昭和の初めにかけて盛んに上演されていたらしい。
一旦消滅したものの、保存会を結成して昭和60年に復活上演され、平成14年から北上展勝地の桜まつりに「おいらん道中」で毎年参加している由。
特に、一座メインのおいらん道中のおいらんは、合計20kg(かつら4kg、衣装13kg、三枚歯下駄3kg)をを引きずらなければならず、体力のありそうな青年男子がおしろい塗って紅をさして紛していました。
(アッシも、赤穂浪士の討ち入り後から泉岳寺までの道のりを軽装で歩いてみましたが、ヘロヘロになってやっとたどり着いた位です。昔の人は男女とも足腰は頑丈だったようだ)
「白波五人男」も上演され、楽しんできました。