赤カブ不動産屋の独り言

 赤かぶを作り、漬けて30余年。今年は焼畑は止めて漬けるだけ。
 不動産や広告で起業して10年になります。助けられて。

過疎地を狙う

2014-01-03 19:56:56 | 日記
 元旦の新潟日報の一面に。
 放射性廃棄物の最終処分場を前提にした調査の助成金の話が。
 3.11の事故で無かったものとされたようですが。

 過疎の村の有志が村の産業等の活性化のためと称し、申し込む予定であったと。
 自治体には600万円、団体には200万円の助成金が出る仕組みなのだと。

 調査をするというのは最終処分場設置に結びつける一歩なのです。

 その村と言うのは村上市に隣接する関川村の出来事です。
 村長は「経済を優先して、安全を損なう事はしない」と明言してましたが。

 有志たちと連絡を取り合っていた国の機関は文書などでやり取りをせず。
 証拠が残らないように電話だけで連絡を取っていたようです。

 原子力発電所から発生する放射性廃棄物の処理場は現在日本中に無く。
 原子力発電所敷地内に保管されているのです。

 放射性廃棄物処理施設がないのに、更に再稼働を推し進めているのです。
 何が何でも再稼働をしようと。

 理由は簡単です。
 電力が不足しているわけではありません。
 再稼働をしないとなると原子力発電施設の資産価値はゼロかマイナスになります。
 しかし、長期借り入れなどの負債は残りますから。

 結果、一気に巨額の債務超過に陥り、倒産と言うことになるのです。
 そんな企業に金融機関が金を出しませんからね。

 最終処分場も無いのに再稼働、再稼働と。
 福島原発事故の総括も無いのに。
 新潟柏崎、刈羽の原発7基は福島の原発と同じ沸騰型の原発なのです。
 泉田新潟県知事もその事を言っているのです。

 因みに泉田知事にはさいたま市で村上市とさいたま市での民間交流の関係で。
 さいたま市の千佳勢(今はありませんが)に来て頂きまして。
 上田埼玉県知事、当時の相川市長と新潟からは泉田知事、村上市長などとね。

 大変誠実な方と見受けましたが。
 東大、通産省(当時)から新潟県知事へ。
 会合には泉田知事と東大、通産省と同期の方の実家が越谷でして。
 サプライズとお出で頂き、見事にビックリされていましてね。

 知事に当選して中越沖地震や水害などにも先頭に立って対処されました。
 そこに福島の原発事故ですから。
 強固に心に思う事が有るのだと思うのです。

 古巣の経産省や自民党からも圧力が有るのでしょうが。
 良く耐えていますね。

 言いたい事は、過疎に悩む地方にニンジンをぶら下げるやり方は見透かされていると言うこと。
 断層が有るとか無いとかは関係なかった原子力行政。
 賛成してくれるところが原子力発電好立地だったのです。 以前福井県の原発立地の市長の講演録を読んだ事が有ります。
 そこには経済優先で、市民の安全・安心は無かったのです。
 放射能で指が6本7本などたまには出るかもと笑ってね。
 これが原子力発電のスタートなんです。

 新潟日報は元旦しか読みませんでしたが、結構調査していましたね。
 続編は又読んでみようかと。

 因みに元旦の日経新聞は「空恐ろしさを豊かさに」
 加速する技術の進歩の常識を覆す恐ろしさを覆す事が出来るか、でしたね。

 原発事故は遠い昔の事故で会ったのか。
 既に人類への危険は無くなったのか。

 新潟日報の元旦の記事で思うことでした。
 
 今日は事務所へ。
 明日も午後から仕事で、徐々に仕事モードを高めましょうね。
 今日も応援頂きありがとうございました。

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コメント
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