山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

時差ぼけ調整日

2022-02-07 22:41:00 | ニューヨーク
三日目。
なんとなく時差ぼけがあるかな・・・って感じですが、ときめき過ぎて疲れているのかわかりません。

今日は調整日にして、レイチェルは明日以降のアポとりをしてくれています。

私は、近所に一人で散歩に出ました。

ニュージャージー州ウィーホーケンの崖の上の公園、ハミルトンパークです。

ニューヨークのマンハッタンの地区、ミッドタウンのハドソンリバー河の対岸にあります。

ここに滞在しています。

何・・・↑ かっこいい・・・夢?

奇跡?

レイチェルは自慢めいたことは一言も言いませんでした。
到着した夜も「すごい絶景スポットがあるから通って帰りましょう」って言って突然現れたミッドタウンに瞬殺・・・ぼうっとしたままおうちに案内され、気絶しそうになりました。

だってさっき見た瞬殺景色が窓枠の中にあるんだもの。


 

ハミルトンパークは、部屋からすぐだし、目印の建物をしっかり覚えたから迷子にもならない。

道路沿いで安全、開放的、ここに住む人の生活もあれば、観光スポットでもある贅沢な散歩。

 

 

 

 

 

 

 


途中に第一次世界大戦メモリアルがあります。
1920~1930年に建てられた記念碑です。

1945年よりずっと前に建てられているのに、古い記念碑とは思えない。
建物も含め、歴史が古びていない。

 

 

 

 

色々気に止まるものもあったのだけれど、写真はマンハッタンばかり・・・
エンパイアステートビルやハドソンヤード、キラキラしたたくさんの細長い高層ビル。

ここで繰り広げられる大きな経済産業、、所々に溢れるアートの世界。

その中の武器産業にも注目している。


ニューヨーク生まれのニューヨーク人ってどれだけいるの?

世界中の人が歩いている。


実際のマンハッタンの中心部はあちらこちら工事をしていたり、古かったり新しかったり「綺麗」という表現にはならない。

その対岸で見るからこそ、目の前の物以外の、目に見えないものを考えます。


景色に重なる世界事情。

私が写真にして記憶に残したいものは、それなんだと後で気がつきました。


世界中を見つめる、そんな感じ。

勉強しなくっちゃ

人間を観察しているだけで、制限がなければ何時間も経ってしまいそう。

ここにいる目的を思うと、少し怖気付くけど、ここニューヨークに歌語りの素晴らしいチームが出来ているし、日本からのエールだってすぐ感じることができる。

全て揃っている。

神業。


 

私はここにいる・・・念願を叶える・・・これは夢じゃない。


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翌日から

2022-02-06 22:37:00 | ニューヨーク
想像にない朝を迎えました。

だって、マンハッタンの朝焼けだよ、これ。

 

私のベッドから、いつもこの風景が見える。
お言葉に甘えてレイチェルのおうちにお世話になることで日本を出たけれど、この展開には驚いた。

ハドソン川を挟んで、マンハッタンの対岸で生活をすることに。

いつも言っている想像力は体験から生まれるってセリフ・・・今日から二週間の体験は、私にどんなちからを授けてくれるのだろうか。

 

こちらでのスケジュールは全てレイチェルにお任せしてあります。
毎朝、このテーブルで朝ごはんをいただきながら1日のミーティング。

とにかくレイチェルの段取りはきめ細かい。
出会いから始まる人生の展開がある。

この二週間、昨日まで日本にいた私には会えるはずのない方々をセッティングしてくれてありました。
今日は、さっそく、歌語りを支援してくれる核のない世界のためののマンハッタンプロジェクトの二人を紹介してもらうことに。
その前に、会場となるメアリー教会へ。

 

ボロバスが妙にカッコいい。

 

市内は、NPT会議の時の集団行動でたくさん歩いたおかげで記憶のある建物がある。
レイチェルが説明してくれるけれど、覚えられない。

 

地下鉄を乗り継いで、カトリックワーカーズ メアリーハウス教会に到着です。


 

ここは、ドロシィーデイが生活をしながら活動していた教会。

ドロシー・デイは、アメリカ合衆国の社会活動家。
ニューヨーク、ブルックリンの生まれ。
カトリック労働者運動の創立者となった。
熱心な女性の権利拡張主義者にして、平和主義者として彼女は、たびたび逮捕、拘置所に収容された経験を持つ。

ウィキペディア より


広島に原爆が落とされた時、米国にて、最初からこれは間違っていると主張した女性。

貧富や人種差別の激しい米国で、労働者やどん底の人たちが生きるために尽くした人。

今でも、この教会には多くの人が住んでいる。
ここで歌語り「広島」開催が決定。

 

 

 

ドロシー・ディの姪っこさんを紹介いただく。
そして、今後、力になってくださる女性も。

決して綺麗な教会じゃない。

さっきから部屋の隅で新聞を折っている年配の女性は、明らかにおかしい。
カメラは向けられない。
怪しい雰囲気さえ漂う。

リアルなアメリカ社会を見せてもらっている。
ここで実現することが誇らしくさえ思った。

ドロシー・ディ、あなたに届くように。

次の待ち合わせまで少し時間があるようで、レイチェルが「行きたいところない?」と聞いてくれた。

観光は要らなかったけれど、前回、近くのホテルに泊まっていたのに時差にやられ体調不良と自由時間がなくて来られなくてずいぶん後悔した場所、セントラルパークのストロベリーフィールドをリクエスト。

行き交う人を見ているだけで楽しい。
公園の中をひたすら歩く。


 

ついに・・・

これに会いたかった。

Imagine

 

私はニューヨークにいる。
実感。


そして、このプロジェクトでたくさんお世話になる、ニューヨークの弁護士mariさん、出版社に勤めるデザイナーのトニイさんを紹介していただく。

初めましてなんだけれど、二人とも日本生まれ、やっぱり安心感がある。

レイチェルも日本生まれです。

 

ここで成功しているかっこいい3人の後ろ姿に、ニューヨークでの歌語りの成功を想像しました。

初日から充実の1日。

帰ってもマンハッタン・・・私、人生変わる、きっと。

それにしてもレイチェルのコーディネート、完璧。

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ニューアーク空港

2022-02-05 20:51:00 | ニューヨーク
2019年6月20日
ひとりNY。
目指すはニューアーク・リバティー国際空港。
今回の渡米は9月の本番に向けてのプレゼンや打ち合わせ。

日本は出られても、空港から出られるだろうか・・・という不安。

前回はNPT会議ツァーだったから、着いていけばいい。
団体さんだから何も考えなくてもいいし、スーツケースもチェックなし(私は)で入国。

今回はひとり・・本物の英語でペラペラこられたら、それでなくても緊張しているのにヤバい。
入国できたら空港にはレイチェルが待っていてくれるから、それまでを全力で乗り切らないと(笑)

 

成田では野菜マックスのサブウェイ
自分の出発祝いランチ。

 


13時間のフライト、機内は快適、これからの日々への希望と観光ではないニューヨークへの好奇心しかない。
準備で疲れていたからか・・エディ・マーフィの映画を一本観て、ニューヨークを感じながら、ウトウトしたら、あっという間に到着しました。


 

さて、いよいよ緊張。

最初で最後の難関(笑)

入国審査

・・・。

パスポートが機械に反応しない。

グリーンカード(米国永住権)の列に並んでいました。

無愛想な空港職員に私はどこに行けばいい?と聞いた(はず)。

明らかに観光らしい列に並び直す・・・この列は確かに日本人が多い。

入国審査の時に用意したお決まりの言葉は

sightseeing

Go to a friend's house

two weeks

これだけ。

私のひとり前の人はどっかに連れて行かれた・・・

緊張

あらっ、あっさり通過。

思い切り笑顔で

Thank you! Bye!! ← こういうのはスラッスラッ出る。


バゲッジクレームにスーツケースがなかったら、お手上げ。

無事。

違法なものは入っていない?と聞かれたけれど、

変なものは入ってないよと・・・気持ちを込めて英語で・・・

Yes(笑)

スーツケースチェックもなしで通過出来ました。

ほうら、みんなもこれなら自分もひとりで入国出来る!って思ったでしょ。

出来ます。

度胸と笑顔です。

レイチェルの顔が見えたとたん、米国を全て制覇したような気がしましたが、空港でられただけです。


Welcome dinnerをシーフードレストランでご馳走していただきました。

食もスケールデカいです。

周りの米国人のオーダーと食べる量に驚きましたが、携帯を向けるわけにはいかず・・・。



レイチェルおすすめのメニューはとても美味しくて、全てが食べた事のない濃厚さがあり、堪能させていただきました。


 


考えてみたら、私はレイチェルの仕事っぷりは尊敬していますが、本人の事を何も知らないことに気がつきました。

このタイミングで。

二週間、レイチェルのおうちにお世話になります。

迎えてくれたのは、思いがけず、世界の中心とも言えるマンハッタンの摩天楼をみながらの生活でした。

 

何?
この展開。


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お散歩

2020-03-22 22:50:00 | ニューヨーク
振り返り その9

9月26日
NYに来て9日目

今日はいち日フリー。

午前中は原稿の確認、今日までの振り返り、緊張もあり、今日まで時差はなんとかクリアしたようだけれど、休みとなると、そうでもないような・・・でもここでペースを崩すと、明日からが大変だからお散歩に出ることに。

借りているお部屋はハドソン川を挟み、マンハッタンの向かいにあるお部屋。3回目のNYで思った事は、今の条件は最高だって事。

知識の少ない私には、NY=マンハッタンとなるがちだけれど、マンハッタンにいたら、この摩天楼は見えない。マンハッタンの特徴ある高層ビルは地震のない米国だからこそ、歩くのは面白いけれど、滞在は対岸が最高。
折に触れ、レイチェルに感謝、感謝。

 

 

今日は、マンハッタンとは反対方向の下町を散策。

はっきり言って超面白かった。

ニューヨーク人って誰?
ここは移民の国だって、よくわかる。

英語よりもスペイン語が聞こえてくる。
もちろん英語は通じるけれど。

人が近い。



日本の昔の商店街のような感じ。
米国版「しまむら」だってあるし、床屋がたくさんあり、個人商店のような電気屋さんもある。生活感がある、ある、ある。

 

走っている車はどれも大きい。

 

 

3ヶ月くらい生活してみたいなぁ。

道端にあるジュースバーに立ち寄る。
小さいカップ二つ買うより、大きいカップひとつの方がお得。

しかし、大きなカップに入るオレンジ、5、6個。
よく考えると、一度にオレンジ6個は食べられない・・・欲をかきすぎたかな・・・と思ったところに、気を利かせてくれたお姉さん、サービスでもうワンカップくださった。

それはそれは美味しいよ、海外のフレッシュジュース・・でも、さすがに量が多いかな、、身体中がオレンジジュースになった日。

 

 

 

 


1日の終わりになり、やっとこういう時間を楽しめている。
我ながら不器用だと思う。

NYで歌語りが実現するだけで満腹で、いろいろとよそ見ができない。

考えてみたら、歌語りの旅は目的地から目的地への移動で、遊びがないのよね。うまく切り替えができない。

それにお土産を買う余力もないから、お土産やさんに興味がない。

贅沢なつぶやきかもしれませんが。

全力、歌語りの私です。

これも、皆さんのおかげだから。

 

リアルタイム

人混みがないのでコロナの恐怖は身近に感じられないし、結構ハッピーな連絡や出来事が続いているので、仕事なしなのに悲痛な感じではないのは救いです。収入がないことが私にとって、致命的ではないことを知りました。ずっとじゃないと信じてますし、キャンセルも私だけに関わることで、私がキャンセルして誰かをがっかりさせている訳ではないから、ここは、じっと時を待つしかない。
元々フリーランスには保証ないし、仕事がなければお金は入らない。
でも税金は発生する・・・ここは何とかならないかなぁ。

このコロナ休暇が終わり、共存期に入った時の準備を着々と進めます。


過ぎたことに囚われず・・・って生きてきたけれど、こうやって出来た時間で旅を振り返り、その時に感じたことを胸に返してみる時間、まさに空想の旅、楽しすぎる。

全部の写真も見返して、ブログに残したいのは後で追加しよっ。

内容のない日記にお付き合いくださりありがとうございます!


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ニュージャージー日本人学校

2020-03-22 22:47:00 | ニューヨーク
振り返りその8



ニュージャージー州のオークランド、部屋から60分ほどの場所にあります。
山間で会え整った広い道路。

道路に沿った家は、広い庭までが計算された、たたずまい。
どこをみても日本人の感覚の「別荘」のような感じ。

6月に紹介いただきアポを取り、飛び込みでうかがった学校。
日本人学校って・・・







日本国内と同じ教科書を使い、日本人教師による日本語での学習をしています。しかし、通っているのは日本人だけではありません。そして、日本人への指導経験が豊富なメリカ人講師による実践英語の中で暮らすという、なんともグローバルな学校。家庭科の授業ではポップスの音楽がかかるなか、縫い物をやっています。とてもgood!


校長先生も教頭先生も日本人だから、とても説明がしやすく、活動趣旨を汲み取っていただき、今日の歌語りは職員研修にしていただきました。





音楽室をお借りして、準備します。



 

先生方の真剣さが嬉しいし、素晴らしいし。
日本でも職員室研修とかに採用していただきたいと欲が出ました。






企画自体の相談にものっていただきました。
違いなく、ここはアメリカだけれど、言葉が通じる安心感でホッとします。

多分日本で選ばれた先生方が出向されているんだよね、存在感がとても大きくオーラがあります。

素晴らしい先生方ばかり。



大切にしたい場所ができました。





こんな風にお見送りいただいて、嬉しい。
歌語りを心から応援してくださっていることが伝わります。

異国で出会う日本人。

地球はそんなに大きくないのかもしれない。
立ち振る舞い全てがかっこいい先生方でした。

再会を楽しみ頑張ります。


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