うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

植物育成雑記(3)

2021-07-26 | 植物育成雑記

パッションフルーツの一番花が咲きました。ブログや画像などで、トケイソウの花と同じくパッションフルーツの花も見ていましたが、肉眼で見ると画面で見るのとはまた違った感慨深さがあります。
花径
は7㎝くらいでしょうか、裏の先端付近に鉤状のトゲが見られるがく片5枚、がく片とよく似た花弁5枚、付け根が紫色になる放射状に広がる糸状の副花冠、変わった形の雌しべ3本雄しべ5本からなる花で、目を引く姿をしています。

がく片の中央より上部、苞葉の中央より下部、葉の基部、葉の裂片の裂け始めの部分に対になるボコっとした密腺があり、その蜜を求めてアリがよく来ます。

👇一番花です。

            👇二番花と受粉させた一番花の花後です。
一番花
では変わった形のしべをアップで撮っていなかったので、二番花のしべをアップで(2枚目)

一番花ということで大事をとって人工授粉させました。受粉が成功すると、子房部分は1日ごとに目に見えて大きくなって行きます。

👇受粉から4日後(7/23午前)

👇受粉から4日後(7/23午後)

👇受粉から5日後(7/24午後)

👇受粉から6日後(7/25午後)

👇受粉から7日後(7/26午後)