うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

ゼンマイ

2019-06-06 | 植物

葉の形を見るとヤシャゼンマイではなく、普通のゼンマイのようです。黄褐色の胞子がびっしり付いた胞子葉が面白いですね。

(撮影日 2019/5/26)


ヤエヤマブキ

2019-06-05 | みんなの花図鑑

花期の後半だったので、萎れた花が多めでしたが、比較的綺麗な花を選んで撮ってみました。八重というよりはボンボンのようなイメージのヤエヤマブキです。結構生命力が強いようで、強剪定をしても次の年には花を咲かせてくれます。

(撮影日 2019/5/26)


ホソバオオアマナ

2019-06-05 | みんなの花図鑑

オオアマナかと思っていましたが、後日実の形を見てみると、実にある稜が均等ではなく2対1組になっていました。なので、オオアマナではなくホソバオオアマナのようです。名前に「細葉」と付いていますが、オオアマナにも葉が細いものがあり、葉の形はあまりあてにならないようです。

(撮影日 2019/5/26)


ジャーマンアイリス

2019-06-04 | みんなの花図鑑

アヤメ科アヤメ属の花は、つい花の奥を覗いてパシャリと撮りたくなってしまいます。ジャーマンアイリスはブラシのようになっているヒゲ状突起が面白いですね。このヒゲはネクターガイド(密標)にもなっていて、昆虫がこのヒゲに沿って花の奥に進んで行くと、美味しい密にたどり着けるという寸法です。

(撮影日 2019/5/26)


サクラスミレ

2019-06-03 | スミレ

スミレ(マンジュリカ)の花より、花径が1周り大きいサクラスミレです。種名に「サクラ」と付いた由来は、サクラスミレの花色ではなく、花弁の先端が桜の花のように切れ込むからだそうです。花も葉も大きいので見栄えがして、「スミレの女王」と呼ばれるスミレです。

☟葉の主脈が赤くなるサクラスミレは「チシオスミレ」と呼ぶそうです。

(撮影日 2019/5/23)


ミツバツチグリ

2019-06-03 | みんなの花図鑑

今年はミツバツチグリやキジムシロの花を撮る事に食指が動かなかったので、比較できるような写真はありませんが、葉を見れば両種の違いが分かります。一見して分かる葉の付き方の他に、ミツバツチグリの葉はキジムシロの葉と比較して、毛があまりなく、厚みがあまりない印象です。葉の縁に見られる鋸歯もミツバツチグリのほうが粗いように感じます。

(撮影日 2019/5/23)


ミヤマセセリ

2019-06-03 | チョウ

セセリチョウの仲間のミヤマセセリです。擦れた個体なので、表前翅に見える白色の鱗粉は剥がれてしまったようですが、表後翅にある橙色の紋はしっかりと残っています。年一回、春に見られる蝶です。

(撮影日 2019/5/23)


コバノガマズミ

2019-06-02 | みんなの花図鑑

定規で測ったわけでもなく、葉を注視して見たわけでもありませんが、こちらでよく見るミヤマガマズミよりも葉が小さい感じがしました。葉の大きさはミヤマガマズミと比較して、だいたい1/2から2/3くらいの大きさでしょうか。花序は若干小く見えましたが、花の雰囲気はミヤマガズミやガマズミと同じです。

(撮影日 2019/5/23)


ジシバリ(イワニガナ)

2019-06-02 | みんなの花図鑑

コウゾリナのようなハナニガナの花弁の数を多くしたような花姿を持つジシバリです。正式名称はイワニガナですが、ジシバリの名のほうが馴染み深いです。大型のオオジシバリも見たような記憶はありますが、見かけるのはほとんどがジシバリなので、記憶が少しあやふやです。

(撮影日 2019/5/23)


ニホンカワトンボ

2019-06-02 | 昆虫

カワトンボの仲間は、個体差はありますが翅が色付くので見栄えがします。非常によく似たアサヒナカワトンボは、ニホンカワトンボと比較して翅脈の目が粗いそうです。

☟橙色翅型で翅の上部が乳白色になっています。

☟無色翅型です。

(撮影日 2019/5/23)