ゼンマイ
葉の形を見るとヤシャゼンマイではなく、普通のゼンマイのようです。黄褐色の胞子がびっしり付いた胞子葉が面白いですね。
(撮影日 2019/5/26)
毎年沢山の花を咲かせてくれるシロツツジです。高さ1m直径1.5mくらいの株にしていますが、緑の葉がある表面を覆うように白い花が咲きます。
(撮影日 2019/5/26)
花期の後半だったので、萎れた花が多めでしたが、比較的綺麗な花を選んで撮ってみました。八重というよりはボンボンのようなイメージのヤエヤマブキです。結構生命力が強いようで、強剪定をしても次の年には花を咲かせてくれます。
(撮影日 2019/5/26)
オオアマナかと思っていましたが、後日実の形を見てみると、実にある稜が均等ではなく2対1組になっていました。なので、オオアマナではなくホソバオオアマナのようです。名前に「細葉」と付いていますが、オオアマナにも葉が細いものがあり、葉の形はあまりあてにならないようです。
(撮影日 2019/5/26)
アヤメ科アヤメ属の花は、つい花の奥を覗いてパシャリと撮りたくなってしまいます。ジャーマンアイリスはブラシのようになっているヒゲ状突起が面白いですね。このヒゲはネクターガイド(密標)にもなっていて、昆虫がこのヒゲに沿って花の奥に進んで行くと、美味しい密にたどり着けるという寸法です。
(撮影日 2019/5/26)
葉の縁に斑が入ったアマドコロです。若芽を山菜として食用したり、滋養強壮や胃や腸の粘膜を保護する薬草として用いられるそうです。アマドコロの実は熟すと黒くなります。
(撮影日 2019/5/26)
スミレ(マンジュリカ)の花より、花径が1周り大きいサクラスミレです。種名に「サクラ」と付いた由来は、サクラスミレの花色ではなく、花弁の先端が桜の花のように切れ込むからだそうです。花も葉も大きいので見栄えがして、「スミレの女王」と呼ばれるスミレです。
☟葉の主脈が赤くなるサクラスミレは「チシオスミレ」と呼ぶそうです。
(撮影日 2019/5/23)
今年はミツバツチグリやキジムシロの花を撮る事に食指が動かなかったので、比較できるような写真はありませんが、葉を見れば両種の違いが分かります。一見して分かる葉の付き方の他に、ミツバツチグリの葉はキジムシロの葉と比較して、毛があまりなく、厚みがあまりない印象です。葉の縁に見られる鋸歯もミツバツチグリのほうが粗いように感じます。
(撮影日 2019/5/23)
セセリチョウの仲間のミヤマセセリです。擦れた個体なので、表前翅に見える白色の鱗粉は剥がれてしまったようですが、表後翅にある橙色の紋はしっかりと残っています。年一回、春に見られる蝶です。
(撮影日 2019/5/23)
定規で測ったわけでもなく、葉を注視して見たわけでもありませんが、こちらでよく見るミヤマガマズミよりも葉が小さい感じがしました。葉の大きさはミヤマガマズミと比較して、だいたい1/2から2/3くらいの大きさでしょうか。花序は若干小く見えましたが、花の雰囲気はミヤマガズミやガマズミと同じです。
(撮影日 2019/5/23)
コウゾリナのようなハナニガナの花弁の数を多くしたような花姿を持つジシバリです。正式名称はイワニガナですが、ジシバリの名のほうが馴染み深いです。大型のオオジシバリも見たような記憶はありますが、見かけるのはほとんどがジシバリなので、記憶が少しあやふやです。
(撮影日 2019/5/23)
カワトンボの仲間は、個体差はありますが翅が色付くので見栄えがします。非常によく似たアサヒナカワトンボは、ニホンカワトンボと比較して翅脈の目が粗いそうです。
☟橙色翅型で翅の上部が乳白色になっています。
☟無色翅型です。
(撮影日 2019/5/23)
コアオハナムグリが食事中でした。外来種ですが、他の野草の花と一緒に咲いていたり、野原などで群生していると優しい雰囲気がします。
☟ブタナと一緒に。
(撮影日 2019/5/23)
ひょろっと伸びた長い茎の先端にぽつんと花をつける姿が面白いですね。円状に広がる根生葉から、茎がにょろにょろと伸びています。
(撮影日 2019/5/23)