だらだら奥様

家事嫌いの奥様です。掃除してるより仕事のほうが断然!楽だわ~。おほほほ。

コップからあふれ出る愛

2006-07-05 12:43:57 | Weblog
昨日は小学校の参観日でした。

夏休み前ということで1学期の通知表の説明、夏休みの宿題の説明、生活についてなどの話が担任の先生からありましたが その中ですごくいいお話があったので紹介します。

子供にはみんな愛情を受け止めるコップがあります。
親や友達いろんな人からの愛情を受けるたび コップの中の水が増えていき コップがいっぱいになるとあふれた水が 他人への愛となります。
コップの大きさは人それぞれで すごく小さなコップの子供は少しの愛情でもコップがいっぱいになるけれど 大きなコップの子供は 親が愛情を注いでも注いでも なかなかいっぱいにはなりません。

その時「どうしてこの子は親の愛をわかってくれないんだろう。お姉ちゃんはわかってくれて優しい子に育っているのに」と思ってしまうかもしれません。

でもそれは その子が持っているコップが大きくて なかなか水が満たされだけないのです。
まだ満杯にはなってはいないけれど 確かに水はコップに蓄えられていっているのです。
兄弟同じ量の愛情で同じように子供が満たされるわけではないのです。

でもいずれそのコップが満たされたときには あふれ出る水の量はものすごい量で 他人への愛情を人一倍そそぐ優しい思いやりのある子供になるはずです。




親から子供に与えるのは 残念ながら愛情ばかりではありません。
不用意に発した何気ない言葉が 子供を傷つけたりすることもあります。
そんな時 子供のコップには小さな穴があいてしまいます。
たとえ小さな穴が開いたとしても すぐまたしっかり愛を注ぐことができれば 小さな穴はふさぐことができます。
でも 子供を傷つける言葉を繰り返していると 穴はどんどん増え、大きな穴になり、その後どんなに愛情を注いでも注いでも コップが満たされることはありません。




そっか。
子供が親の愛に気づいていないんじゃなくてまだまだ足りなかったんだ。

先生がおっしゃるにはとにかく子供を抱きしめてあげることが重要。
どんな言葉よりも100倍愛が伝わります。との事です。

子供が小学生になると 抱っこをせがまれてもついつい「もう小学生なのに抱っこ??」とちゃかしてしまうような事もあるんですよね。
心を入れ替えて 甘えてくれるうちは思いっきりスキンシップを心がけようと思います。
コメント
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