夏休みさわやかコンサート 無事終了しました。
三階席には空席があったものの一階二階席は満席。
たくさんの子供さん、親御さん、そしておじいちゃんおばあちゃんも聞きに来てくださいました。
一部はアンダーソン特集で「トランペット吹きの休日」「ブルータンゴ」「そりすべり」の演奏。
「そりすべり」では客席の子供たちに”オーケストラと一緒に打楽器に挑戦しよう”コーナーで 数人の小学生がいろんな打楽器に挑戦です。
そして オーケストラと語りの「となりのトトロ」
ナレーションは主催放送局のとってもチャーミングな女性アナウンサー。
つい先日テレビで「となりのトトロ」を見たばっかりだったのもあるんですけど(もう何回目??) ナレーションのおかげで演奏と同時に映像がありありと浮かんできます。
客席の子供たちも猫バスが走ってる姿 思い出してくれてたらうれしいなぁ♪♪
(オケは・・・ぼろぼろでした。すみません)
二部はゲストの 中島啓江さんの登場のはずですが なぜか紹介は「謎の指揮者 ヨハンセバスチャン・ケイコッホ氏」
黒のタキシードに身を包み 髪の毛はバッハ風。
登場と同時に客席に三三七拍子を求め 観客の心をつかみます。
ステージにいる私たちも大爆笑。
もう笑いをこらえるのが必死です。
ケイコッホ氏指揮による「カルメン」は打楽器重視です。
派手な振りで 打楽器奏者に「もっと強く!!!」と求めます(笑)
こんなに楽しい指揮だったのに 練習回数が少なかったため譜面から目を離すことができず 彼女もとい氏の指揮をじっくり見ることができなかったのが心残りです。
いつかまた ケイコッホ氏の指揮で演奏できるでしょうか。
そしていよいよ”歌”のはじまり。
オーバーザレインボー 星に願いをなどのディズニーの名曲を歌い上げてくださいます。
中島さんは歌だけでなく語りも素敵なんです。
「世界には貧しい子供たちがたくさんいる。けれど悲しいのはお金がなくて貧しいことじゃない。心が貧しいことなのよ」
「いくつになっても夢を忘れないで」
「あなたたちが生まれてきたのは本当にすばらしいこと。生きていることは本当にすばらしいこと。」
たくさんのメッセージを歌とともにくださいました。
きっと子供たちの心にも響いたことでしょう。
年とともに涙もろくなってる私は ステージの上にも関わらず涙がでてしまいました。
歌声はもう言うまでもないことですが 本当にワンダホー!!!!です。
低音から高音まで幅広い音域ですが どの音域も魅力的でパワフル。
最後のアメイジング・グレイスでは黒人ゴスペラーにも負けないど迫力!!!!
もうもう 前日のリハーサルから感動しまくりでした。
舞台裏ではツンケンした芸能人も結構いるんですけど 中島さんはリハーサルの時から私たちに対してもとっても丁寧で そして楽しませてくださいました。
エセアーティストの多い中 彼女こそ本物のアーティスト、エンターティナーです。
本当に本当に感動しました。
いやーー一緒に演奏することができて 幸せでした♪♪♪♪
演奏会の最後は会場全員で「ドレミの歌」の大合唱。
子供たちが「音楽って本当に楽しいな」って思ってくれたら幸いです。