今日は幕見で立見か…。ツライなあ~。
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クラシック突撃隊隊員さんのヲタク論序論にひかれて読んでみました、『げんしけん』。
面白いです。わたしも「仲間」というより「同類」だなと。
今のところ2巻しか読んでいませんが、これはオタクというより、割と生な大学生の実態に近いですよね。(大学ドロップアウト派の私が言うのもなんだけど。)電車の中でみんなリュック背負ってるかんじとか、田中さんのカメラに花形フードが付いてるところなんか妙にリアル。(じ . . . 本文を読む
嗚呼、「ガラカメ」!
毎週金曜日はついつい本屋に入り浸ってしまう私ですが、出てたんですね、「ガラカメ」最新刊。
日頃散々芝居についてえらそうな事を言って置きながら、「ガラカメ」かい?と言われそうですが、私も御多分にもれず「BSマンガ夜話」の『ガラスの仮面』の回の呉智英の大絶賛と荻野目慶子の大暴走ぶりに触発されてこのマンガと出合い、読み始めたが最後、怒涛の「ガラカメ」な日々を送った経験をもつ者で . . . 本文を読む
「命日シリーズ」を定例化する気はないんだけど、12月12日は小津安二郎(1903~1963)の命日であり、誕生日でもあるんですよね。
歌舞伎ファンとしては、六代目菊五郎(勘九郎のおじいさん)の数少ない映像である記録映画『鏡獅子』(昭和10年)の監督として記憶されるんでしょうが…。因みに昭和10年は芥川賞直木賞の第一回が発表された年で、第一回芥川賞候補者・太宰治は小津より6歳若い。
もともと映画 . . . 本文を読む
群馬交響楽団 定期演奏会 バルシャイ指揮マーラー第10交響曲
(群馬音楽センター)に行った報告です。(11月27日)
生まれて初めてクラシックのコンサートに行きました。(自腹で。)
小中学生時代に学校でクラシック演奏会があって聴いた記憶はありますが、ちゃんと自分の意思で行ったのは今回が初めてなので、さすがにちょっと気合が入りしました。東京事変のアルバム『教育』(11月25日)は買ったけどあえて . . . 本文を読む
今年は個人的には三度目の勧進帳。一度目は歌舞伎座の海老蔵襲名、三津五郎の弁慶に海老蔵の富樫。(團十郎、海老蔵の勧進帳は残念ながら見逃してしまった!)、二度目は大阪松竹座の海老蔵襲名、海老蔵の弁慶に仁左衛門の富樫。そして今回の幸四郎、染五郎の勧進帳。
今まで実演、ビデオを含めて勧進帳は何度も見てきたし、いろいろな席から観劇もした。しかし今回は個人的には画期的な試みというか、はっきり狙っての<勧進帳 . . . 本文を読む
先日のBSマンガ夜話であすなひろしの『青い空を、白い雲がかけてった』が取り上げられていて気になっていたところに、たまたま新宿の紀伊国屋フォレストで、『青い空を、白い雲がかけてった』と『いつも春のよう』が積んであったのを目にして、ついつい二冊とも買ってしまった。(これだから貯金できないんだな…。)
いまのところ、『いつも春のよう』しか読めてないのだけれど、ホント胸が締め付けられるような切ない作品集 . . . 本文を読む
ここのところ、小説は読んでないなというわけで、軽い気持ちで読んでみたこの本。
本の帯によると、「(五人の)女性作家によるエロティック・エンターテインメント。」ということなのだが…。
五人の作家と言うのは
・小池真理子
・唯川恵
・室井佑月
・姫野カオルコ
・乃南アサ
で、たまたま私はこの五人の本を読んだことがなかった。知らない作家のモノを読むのもいいかって感じで、読んでみたのだけど、まあ、私 . . . 本文を読む
たまたま、テレビで大統領候補の顔をを見てビックリした。
政治的背景にはあまり詳しくないのでなんですが、こんなことってあるんですね。というか鶴屋南北の四谷怪談なんかの世界って案外実在していたのかもしれない。毒を盛られても死ななかったラスプーチンの例もあるし…。
日本でも昔はお家騒動とか跡取り問題なんかはたくさんあったろうから、この手の事ってたくさんあったのかも。
やっぱり、幽霊よりも人間のやる . . . 本文を読む
椎名林檎嬢のファンクラブ林檎班の第一回更新記念の記章が送られてきた。
じつはもともと林檎班になる前のファンクラブ「風雲ディストーション」にも入っててたんですけどね…。DVDも買ってしまったし(まだ見てないけど。)、ファンの性(さが)かな…。
24日のミュージックステーションも東京事変は出るみたいだし、なかなかファンは見逃せませんね。
でも、クリスマスイブなんだよな…。 . . . 本文を読む
近所の本屋になかったので、なかなか買えなかったのですが、歌舞伎座に行った帰り、いつものように奥村書店に寄って、ついに買ってしまいましたこの本。
たぶん一般的には知られていない本だし、岩波文庫も「観劇偶評」(森鷗外の弟で劇評家だった三木竹二の本)に続いて凄い企画だなあと思いますが…。
この本は杉山其日庵(夢野久作の父親)が書いた浄瑠璃解説本。私がこの本の存在を知ったのは、池波正太郎 . . . 本文を読む
日頃、幸四郎親子に批判的な私。(こういう前置き多いな最近…。)とはいえ、勧進帳ですから、というわけで初日観劇記です。
①花雪恋手鑑(はなふぶきこいのてかがみ)
勧進帳だけだと短い(1持間20分くらい)ということで、短めの芝居をということだったのでしょう、この演目は。
正直なところ染五郎に対しては今までよい感情は持っていなかった。第一に国立でやった三人吉三のお嬢吉三。有名な大川端の名台詞「月も朧 . . . 本文を読む