
車に飛び乗り、婆の待つリハビリセンターへ向かう
今日は、総合病院に行き、薬の処方をして貰うのが目的だ
いつもだったら相棒の係なのに、急遽私が行くことになった
自信は無かったが、どうにかなるさとハンドルを握っていた

車椅子の婆は、自分の意思で立ち上がることが出来ない
車の助手席に乗せて、移動するのだって初体験だ(不安…)
センターには車椅子族が、二階の廊下に揃って並んでいた
「お!婆おはよう~」と手を振る 婆がにっこり顔になる瞬間-

紹介状をバッグに入れて車椅子を押し、エレベーターを降りる
車椅子を押す初心者・鬼嫁、ぎこちなく玄関前に向かう~
車に乗せるのを、センターのスタッフさんが手伝って下さった
何とも頼もしい限り・・・ さすがプロ。。。手際が良い!

病院の玄関でも行き帰り、病院のスタッフさんの手を借りて
無事にセンターへ連れて戻ることが出来た

不安が安心に変わる頃、婆は再びセンターのスタッフさんの
魔法の手を借りて、車椅子に乗りお昼ご飯を食べに食堂へ-

。。。で、この鬼嫁は何をしたの? ただのアッシーちゃん?
それはそれで良いじゃないの 薬を貰っただけで任務完了!
相棒は、配達が来て返って喜んでいた 何しろ病院嫌いで
待ち時間の長さを、狂うほど嫌がっている人 (なるほどね)

持病持ちの私には、婆を抱えあげることは出来ても、その後
色んな意味で、臨機応変に手を下してやることが出来ない
情けないが、こんな時は人の手を借りるという要領を知った
相棒がいなくても出来るんだと、自信が持てた様な気がする

不安がすべて消え去ったわけではない これから先の事を
考えると、無理難題が山ほどある あ~ 考えるの止そう
センターでの生活が、もう少し延長となった 有難いけれど
これからの事…何とかしないと、、、時間は瞬間的に過ぎるぞ!