=旅の続き= 小さな画像はクリックすると、ちょっと大きくなります
関門海峡を渡っても朝日は昇らず、曇ったまんまで<どうにか朝!>らしさを迎えた
都城を出発してから4時間・・・ 気持ちだけは、先へ先へと走り続けて行く
寒い 車の中がとにかく寒い 三列シートに一人いるからか? 外気温か?
相棒が、ハーフケットを二枚、寒さ対策の為に用意してくれていたので、膝を包んだ
途中省略・・・広島へと場面は映ります
≪広島県に入りました≫ナビが告げた 着いた 広島の地に漸く辿り着いた
目的地がひとつ加わった これからそこに向かうと言うが、随分と遠いみたいだぞ-
江田島にある、何とか?と言う所だとか… どうでもイイけど、まぁ~だぁ~?
陸地から島へ渡るには、こんなループ橋が掛かる場所がある 車は数珠つなぎだ
グルグルグルと回って、我らも流れに身を任せたが、中々着かない まだですかぁ~?
「フェリーもあるんだけどね」 何だと--- どうしても行きたいと言いだした
F氏が、思いも掛けない事を言った “何でそれを選ばなかったのさ 急がば急げだろ”
きゃ~ ヾ(●´▽`●)ノ彡☆ や~っと着いたぁ ・・・って、ここはいったい何ですか?
海上自衛隊・術科学校 門を潜ると、制服の門番が近寄って来て、我らの車を静止した
施設の中の見学が出来るらしいが、時間が来ないと中には入れないと説明があった
次のコースまで30分もある 一時間半かけて案内をして頂けると言うことだったけど
我らには、そんな時間の余裕など無い ちゃんと調べてから来るべき…幹事は誰だ?
言いだしたのは、幹事の相棒では無くて、ちょっとワンマン系?のF氏 諦めきれずに
すぐに見せろ~ 駄目です!で、国家と対決している 残りの4人はどっちでも-いい
押し問答の末、規則を重んじる自衛隊員には敵わず、諦め切れないF氏を説き伏せて
門を出た グチグチと文句を言い続けるが、どうしても見よう~と参同した者はいない
幹事のプランに異議を唱えるならば、最初から言ってね-『旅は計画的に参りましょう』
その後、直ちにフェリー乗り場へ移動して、呉の港へ~ドンブラコッコ~と移動しました
呉の港には、あっ!という間に着いた 港に降り立つと、すぐにあるここは・・・
遂に来た 最初の目的地であった筈の≪大和ミュージアム≫ 映画のセットに
使われた物や、東シナ海に沈んだ、戦艦大和に関する資料が展示してあった
その時、何故かカメラの調子が悪く、あんまり撮れなかったが、迫力に圧倒された
戦火に散って行った軍人さんの遺書・・・眼頭がジワリと熱くなる 命とは何なのだ
「時間が無いから早くしてね」 ワンマンF氏に急かされ、腹の奥底がピクッと鳴った
『誰の為に時間が無くなったんだ?』 口に出したらお終い… 自分をグッと抑えた
F氏は過去に、二回ほど広島を訪ねており、既に見たことのある場所らしいから
早く!と急かすのは分かるけど、初めての者たちには譲れないとこもあるのよ~ ねっ
腹が減っては戦は出来ぬ! 錨を上げて、広島駅前へ移動~ お好み焼のお店
“ひろしまお好み物語 駅前広場” にて、広島のお好み焼きを堪能する 美味し!
ブロ友の、華千代さんからのお薦め 「華千代さんの友達です」と言ったら、お店の人が
キョトンとしてたわ 華千代さんは「人気のあるお店よ」と紹介して下さったのでした
広島に行ったならば、絶対に行かなくてはいけないと思っていたが、本当は躊躇っていた
65年前にここで何が起きたのか…この目で見て知らなければ…心の迷いを振り払った
中学生の時、長崎で訪れた資料館では、強いショックを受けた 恐ろしい現実を見たから-
きっと広島でも? しかしそうでは無かった 人間が犯した愚かさを、ちゃんと知るべきだ
外国人の姿も目立った しっかりと立ち止まって、資料を見つめる真摯な目を見た
そこに来た全ての人が【戦争反対! 核兵器廃絶!】を訴えると世界は一挙に平和になるね
その時、またも「時間が無いから早くしてね」 ワンマンF氏の支配者的掛け声が飛んで来た
構うもんか~じっくり見てやる 閉館間際の館内には、まだまだ沢山の見学者が残っていた
倉敷市の中学生が折った折りヅルで作られた平和の絵です 世界の平和を願って折ったのですね きっと~
ここでお知らせです =またもや続きます = よろしくどうぞ~
それから それから ワンマンF氏は、ちょっと我儘だけど、ホントはイイ奴なんですょ