まじめに遊ぼう! 「旅と人と器と」

旅行記と陶芸だけだったのが、

手芸や籐工芸や多肉ちゃん

そして孫話まで・・・広がりすぎ~!

オブリガーダ 2

2015-02-07 |      ポルトガル・北スペイン

どこへ行ってしまったのかトランク・・・

ブリティッシュ・エアウィズからはまだ何も連絡が無く・・・

 

昨晩、ホテルに向かうバスの中

トランクが無くなり凹む Sさんに大声で「まだ初日なんだから元気出せよ!」

と言ったのは180cm以上の大男、その分?奥様は150cmくらいの小柄

「凸凹夫婦」

ホテルで「 トランクが無くなって元気なんて出る訳無いじゃないね・・ったく 」と Sさんご立腹

私も、〈 無責任な元気づけは心を萎えさせるんだなぁ・・・ 〉と実感

 

Sさんは同い年

「相部屋で同い年」はお互い初めてなので、最初からき易く「ため口」会話

しかも

ご主人の勤務先が私の住む街だったり、私の高校の友人がSさんと小学校で同級生だったり

すぐに打ち解け、会話が続く

 

美味しい朝食を食べ、9:00出発

これから5日間お世話になるのはベンツの大型バス

乗るのは添乗員とメンバー11人だけ

「1人何席使っていいの?」「贅沢だね~」

前後左右 各々好きな場所に座り出発~

 

 

まずは世界遺産の街 シントラへ

上に見えるはムーアの城跡

 

14世紀に王家の夏の離宮として建てられた  シントラ王宮入場

全体像  撮り忘れた

 

最も古い部分の礼拝堂

 

色合いが素敵な食堂跡のアズレージョ(タイル)

手前の動物の頭も陶器製

 

ポルトガルはアズレージョ文化

建物の外壁や室内の壁、いたるところにアズレージョ

 

 

美しい天井の細工

 

キッチン

 

街に出てみると

 

 

ポルトガル名産 コルク製品

 

 

リスボンに戻り、アルカンタラ展望台へ

展望台の説明もアズレージョ

この場所はあの「消臭力~」のロケ地だそうで

ガイドさん(日本人)曰く・・・この説明が一番「うける」・・・らしい

 

 

グロリア線の路面電車に乗車

バルセロナ同様リスボンも落書き多し

いいと言う人もいるけど、私は・・・残念な気分

 

 

この坂を2~3分で下ってきただけ・・・だけど 雰囲気は味わえたね

 

昼食は ポークとアサリの煮込み料理

 

味はいいのに、いかんせん塩漬けポークがしょっぱい

初日のでみな、ガッカリ

 

ここである奥様(60代中ごろ)が「暑い~

「更年期が終わらなくて、顔がまだほてるのよ」

「へえ~私は・・・」「あら私の場合は・・・」

と女性陣各々の更年期症状の発表勃発

みなさ~んまだお会いして半日なんですけどぉ・・・

 

   旅行中、他の名前も考えたけど、どうしてもこの時の印象が拭えず・・・

ごめんなさ~い「更年期夫婦」 と命名

更年期かあさん、本人曰く、下町の大家族で育ったから・・・の、なかなかのマシンンガントーク

そして、とうさんはかあさんの手綱 を引く係

「おい!そんなにしゃべるな!」「おい!いい加減やめとけ!」

いい仕事っぷり

 

っまそれも

 

かあさん気にしてなかったけどね

 

 

コメント (6)
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オブリガーダ 1

2015-02-05 |      ポルトガル・北スペイン

 友人と行くつもりが、どうしても日程が合わず・・・

でもこの時期に

行くったら行くのだ~!

2年ぶりの一人旅 

「北スペイン巡礼の聖地と郷愁のポルトガル8日間」クラブツーリズム

 

北スペインは行きたかったけどポルトガルは別に・・・

そんな感じの、行先よりも出発日重視な旅

それが出発日の3週間前

 

旅のしおりに「ご参加は13名様です」

当然相部屋希望の私

(うっひょ~これはきっと6組の夫婦と私なんだわ)

(ってぇことは一人部屋代金を払わずして一人部屋ゲット~? やったーー)

 

世の中そんなうまい話は転がってない・・・

 

ちょっと説明

相部屋希望というシステムはクラブツーリズムにしかなく、

私の1人参加の時の愛用システムなのだ

知人のみんなからは

「初めて会った人(もちろん女性)と同じ部屋で過ごすなんて信じられな~い

ということだが、

私は、同じ旅を楽しむ仲間・・・と思ってるし、助けられることも多々ある

しかも私の知らない世界で生活してきた方々と接することが楽しくて楽しくて・・・

そして一人部屋代金数万円を次回の旅に回す・・・ってわけだ

 

 

1月14日 羽田空港

参加者13名が2名のキャンセルがあり

メンバーは  4組のご夫婦 + 1人参加の女性3人(内 1人は一人部屋)の11名に

わぁ 今までで一番少ないんじゃないかな?

すでに 楽しくなってきた~

 

今回は昨年の夫看病の「私へのご褒美旅行」・・・ただし私から私へ

JALプレミアムエコノミー使用

しかも初めての羽田空港国際線出発

早めに行ってラウンジを楽しみ、マッサージ機で体をほぐし、万全の態勢でいざ出発~

 

羽田→ロンドン   約12時間30分

乗り継ぎ約5時間待ち

 

ロンドン→リスボン  約2時間35分

あ~疲れた~早くホテルに行きた~い

リスボンはデラックスタイプのホテル2連泊よ~

 

ところが・・・

メンバーのトランクが一つ出てこない・・・

すでにターンテーブルは停止

 

その横で茫然自失の女性1人    彼女こそ今回の同室Sさん

 

ロンドンに着いた時にご挨拶は済ませたのだが

神経質ですか?部屋に 洗濯物干していいですか? お風呂に入っている時に洗面台使っても大丈夫ですか?

矢継ぎ早に質問され

 今までの相部屋の方々に言われたあんな事  こんな事

 

「んんん・・・私、そんな事言われた事無いし、あんまり嫌な思いをしてないし、たぶん神経質では無いと自分では思ってる」

「まあ ほどほどでいきましょう」

 

ちょっと引いた・・・ 

せっかくの、2年ぶりの、しかも私から私への、ご褒美旅行が~

実はそれでロンドンの乗り継ぎの時、面倒な話を避け1人でいたのだ

 

 

その彼女のトランクが無くなっちゃったのだ

どうにかしなくちゃ!私の旅が面白くなる なくなる~

 

旅慣れているSさん、幸いにも手荷物に下着と靴下一組と化粧品を入れていた

「あとは私ので良ければヒートテックもあるし、セーターもある。あとは洗濯しながら着回して行けばいいんじゃない?」

「2人で知恵を出し合ってやっていけばどうにかなるさ!がんばろう!」

精一杯元気づけるし、心からそう思っていた

だって

 

Sさんが凹んでたら私のご褒美旅行も凹むのよぉ~~

 

そんな初日だった

 

 

コメント (8)
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