異世界居酒屋「のぶ」 17巻
原作、蝉川夏哉
漫画、ヴァージニア二等兵
キャラクター原案、転
一昨日発売の新刊。
異世界に繋がってる居酒屋さんのお話。
お料理は色々出てきますが、
レシピ漫画ではありません。
「のぶ」を勝手に敵対視して
料理を食べてギャフンと言わされるという
「のぶ」定番話。
今回は
〈四翼の獅子〉亭の副料理長 小リュービク。
高級料亭のボンボンです。
でも、腕は良い。
勝手に敵対視して、勝手に視察に来て、
勝手に感動して去っていくという
「のぶ」の人たちは気づかないままパターン。
そして、常連になってるというのも
「のぶ」らしい。
次は水運ギルドのラインホルトさんが、
新しい飯場頭に元は問題児だったが
今は頼りになる鮫〈ハイ〉さんを指名したいが
古参が反対しそうだし、
やっぱり問題児だったらどうしようと悩む話。
“ちくわの磯辺揚げ” を食べて、
材料が料理には不向きな〈鮫〉と知り驚き、
ハイさんを飯場頭に任命するという話。
ベルトホルトさんとヘルミーナ夫妻が
生まれた双子のお披露目にくる話。
思い出話に花が咲き、
「のぶ」の初期を思い出しました。
ロンバウトさんはフーゴさんの眼鏡を
もっともっと世に広めたい。
そこに “伊達巻き” を出してことで
“伊達眼鏡”を流行らせてよう!となるお話。
(「のぶ」は卵を仕入れすぎただけ。)
「のぶ」の大将が閉店後に
店で一人酒を楽しみ、しみじみするお話。
最後は原作者さんの小説で
「ハンスの休日」のお話。
今巻は、しのぶちゃん主人公のお話はナシ。
ハンスも小説の休日だけ。
なので、異世界と通じなくなるかも問題と
この世界でも大豆を仕入れて醤油や味噌などを
作れるかもしれない問題は足踏み。
まぁずっと足踏みしててくれててもいいかなと
思わなくもない。
ほのぼのと「のぶ」らしいお話で
ほのぼのしました。
トノも撮って欲しいのかなと撮ってみた。