死役所 1〜15巻
漫画、あずみきし
此岸と彼岸の間にある
死んだ人が何で死んだか手続きをする場所
死役所。
死役所の職員は実はみんな死刑囚。
というお話。
ドラマ化されてましたが、見てないです。
見てないけど、漫画は読んでみたくて。
怖いっちゃ怖いんですが、
ドキドキしながら読んでしまいます。
主人公のシ村さんは常に笑顔で慇懃無礼。
総合案内なので、色んな仏様とお話できます。
“お客様は仏様です” だそうです。
笑顔といっても、
貼り付けたような笑ってない笑顔です。
そして、丁寧語でグサグサと傷を抉るような
ことを仏様に向かって連発します。
それを楽しんでるとかそういうのではなく
何を思い何を感じるのか知りたいのかな
って感じです。
死役所の部署名にドキドキします。
“他殺課” “自殺課” “病死課” “生活事故死課”etc
仏様はどうやら痛みは感じないけど
死んだ時の状態で死役所にくるようで
事故とかだと凄い状態の仏様も出てきます。
なかなか心臓に悪い。
途中からポツポツと死役所の面々の
死刑になった経緯話も出てきます。
死役所で働いてる人も
ある日突然辞令がきて成仏するようです。
そして、主人公のシ村さんですが、
途中からもしかしてと思ってたら
やっぱり冤罪で死刑になってました。
どうやら生前に“加護の会”という宗教団体に
思うところがあったようで、
関係のある仏様がくると
質問攻めしたりしてます。
宗教で救われてる人、壊れてく人etc。
なんだかちょっとタイムリーで
考えさせられます。
自分は何課にお世話になるのかな。
考えずにはいられない。
15巻では輪郭が何となくわかるとこまで
きましたが、
まだまだ全容はサッパリです。