waniko's blog

wanikoの日常を記録するブログ

ケルトの白馬

2009-04-21 14:05:59 | 本についての雑談


≪ケルトの白馬≫ローズマリー・サトクリフ著 ほるぶ出版
プー横丁の定期便でずいぶん前からわが家にあった本…
イギリス、バークシャーの緑なす丘陵地帯に、地肌の白い土を露出させて描いた巨大な白馬の地上絵があるそうです。
古代ケルト人の手になるその地上絵は、力強く美しく、悠久のときを越えて命の輝きを放っている。
なぜ、どのようにしてこの、「アフィントンの白馬」は描かれたのか。
この本の表紙は「アフィントンの白馬」です。

また、ケルトに興味を持ったのは、TVドラマ「ありふれた奇跡」の中で加瀬亮さん演じる田崎翔太が、
加奈が初めて部屋に来た時にケルトの話をしたこと…
そして、片岡廣子さんの「燈火節」の一番最初の或る國のこよみを再び見たからです。
「はじめに生まれたのは歓びの靈である、このあたらしい年をよろこべ!」2月は「虹を織る」と言う素敵なフレーズです(*^。^*)

ケルトの題字に魅かれて再読、あとがきで代表作ローマ時代のブリテンを描いた三部作の1冊「第九軍団のワシ」を図書館から借りました。



紀元117年ごろ、今日のヨーク、その当時のエブラークムに駐屯していた第九軍団が、
カレドニアの諸氏族を平定するために北に進軍し、その後消息をたつという事件が起こりました。
それから約1800年のち、今日のシェルチェスターの野原で翼のないローマ軍団の「ワシ」が発見され、
今日もレディング博物館で見ることができる。とありました。
ローズマリ・サトクリフの作品の中でイギリスの子供たちに最も愛され知られている本とありますが確かに、
ドキドキ!ワクワク♪しながら読みました。
勢いづいて、三部作完読を目指して図書館にネット予約もしました。
戦いで足が不自由となった青年マーカスが、父の率いた第九軍団のワシを探し出し、取り返す~
結果はそうなのですが色々な要素をたくさん織り交ぜた物語です。
wanikoは40年前当時子供のいなかった叔父に、トロイのヘレンや十戒なんて言う映画に連れてかれて無理矢理観てたのですが…
このお陰かこの本読んでいても、戦いの様子や服装が浮かぶ(笑)
叔父が、ギリシャ神話や北欧文学なんて本をくれてたんですよ~
wanikoば~の血筋は母親も弟も本好きでした(*^。^*)
最終ページに小学校6年生・中学以上とありますが 十分楽しませて頂きました(^_^)v

コメント (8)
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