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読書報告 2010年の1冊目は~カラスの…

2010-01-04 19:14:50 | 本についての雑談


≪カラスの親指≫ 道尾 秀介著 講談社 

“詐欺”を生業としている、したたかな中年二人組。ある日突然、彼らの生活に一人の少女が舞い込んだ。戸惑う二人。
やがて同居人はさらに増え、「他人同士」の奇妙な共同生活が始まった。失くしてしまったものを取り戻すため、そして自らの過去と訣別するため、彼らが企てた大計画とは。

父親と母親ってのは、やっぱり二人揃っているのが一番なのだろうな。。。
お父さん指とお母さん指はくっつきます。お父さん指とお兄さん指も、お姉さん指とも赤ちゃん指ともくっつく
でもお母さん指は、赤ちゃん指は難しい…
お父さん指をお母さん指にくっつけてみると~くっつくのです。
親指が力を貸した人差し指は、難なく小指と寄り添うことができた。 テツさんがタケさんにそう語ります。

次は~死期が近いテツさんを見舞ったタケさんとの会話からの抜粋
そして~「カラスの死骸ってみたことがありますか?」カラスがそのへんで死んでるとね、目障りで不衛生だからすぐ片付けられる。もしちゃんと
ねぐらに帰って、そこで死んだとしても、仲間のカラスに食べられちゃうんです。だから、死骸を見ないんです。」
「物みたいに、片付けられて忘れちゃうか、同じカラスに食われて忘れちゃうか…どっちかなんですよ。」

主人公はダレ??ドコが繋がるの?? あっという間に読み終えました。
指の話、カラスの話 う~~ん奥がね…深いんです(^^♪

SUちゃんが寝た後開いたら~止まらない(T_T)
でも。。。面白かったですよ~お薦め♪♪

コメント (12)
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