≪花の下にて春死なむ ≫ 北森 鴻著
内容(「BOOK」データベースより)
年老いた俳人・片岡草魚が、自分の部屋でひっそりと死んだ。
その窓辺に咲いた季節はずれの桜が、さらなる事件の真相を語る表題作をはじめ、
気の利いたビアバー「香菜里屋」のマスター・工藤が、謎と人生の悲哀を解き明かす全六編の連作ミステリー。第52回日本推理作家協会賞短編および連作短編集部門受賞作。
≪桜宵≫
内容紹介
一度たずねてみてください。わたしがあなたに贈る最後のプレゼントを用意しておきました――。
そう綴られた亡き妻の手紙だけを頼りに、ビアバー《香菜里屋》にやってきた神崎。
マスター・工藤が語った、妻がプレゼントに込めた意味とは……。客から持ちかけられた謎の数々を解き明かす連作短編集の第2弾。
≪蛍坂≫
内容紹介
ほろ苦くて美味しい、だからこそせつないミステリー! ビア・バー「香菜里屋(かなりや)」シリーズ第3弾。「この街で、オレを待ってくれる人はもう誰もいない」戦場カメラマンを目指すため、恋人・奈津実と別れた螢坂。
16年ぶりに戻ってきた有坂祐二は、その近くのビアバー「香菜里屋」に立ち寄ったことで、奈津実の秘められた思いを知ることになる。
マスター・工藤が、客にまつわる謎を解き明かす第3弾。
≪香菜里屋を知っていますか ≫
香菜里屋シリーズ完結編。当店の裏メニュー。
それはお客様が持ち込む謎と、その解決です。
ビアバー香菜里屋は、客から持ちこまれる謎がマスター・工藤によって解き明かされる不思議な店――。
常連客は、工藤による趣のある料理とともにこの店を愛していた。だが、その香菜里屋が突然たたまれてしまう。
そして若かりし頃の工藤の秘密が明らかになる。
著者は、2010年に48歳という若さで亡くなりました。
本書は2007年に単行本で刊行されていたものを2011年4月に文庫化されたそうです。
でも、wanikoが知ったのは2013年9月のこと…momというイオンの情報誌です。
年末に、momを片付けていてパラパラと~あっ~そうだ!気になっていた本!って
最終巻ってことは、シリーズね!と12日にネットで図書館予約♪すぐ来ました。
短編集で、読みやすい~通勤の意気と帰りで≪花の下にて春死なむ≫読んで~
家に帰ってから≪桜宵≫。。。そう1日で2冊読破(笑)
桜宵の中に、御衣黄が出てきます。そうそう、以前wanikoが追っかけていた黄緑色のあの桜が出てくるんです。
鬱金も出てくるんですが、実物を見ているからお話しにグイグイ惹きこまれましたよぉ~
御衣黄(ぎょいこう)
鬱金(うこん)
wanikoも香菜里屋で一緒に美味しい肴で美味しいお酒を~ってカンジでサクサク読みました。
昨日帰りに本を受け取って、最終巻である≪香菜里屋をしってますか≫を読むことが出来ました。
日にちがあったので、レビュー読んで作者が亡くなっていることを知りました。
”骨董屋シリーズ”をお勧めしているレビュ~が。。。これって「香菜里屋をしってますか」に出てくるではないですか~~もう早速ネット予約しました♪♪
ところで、毎年なぜかセンター試験の時に荒れる北海道…昨日の夕方から大荒れです。。
今日は久しぶりの休日なのに…除雪に2時間。。。昨日も… 雪が重いので筋肉通です。。。
下の写真はお向かいの建物からニュッキリとつららが。。。