≪ミツハの一族≫ 乾 ルカ著内容(「BOOK」データベースより)
未練を残して死んだ者は鬼となり、井戸の水を赤く濁す。そのままでは水源は涸れ、村は滅んでしまう。鬼となった者の未練を解消し、常世に送れるのは、“ミツハの一族”と呼ばれる不思議な一族の「烏目役」と「水守」のみ。黒々とした烏目を持つ、北海道帝国大学医学部に通う八尾清次郎に報せが届く。烏目役の徒兄が死んだと。墓参りのため村に赴き、初めて水守の屋敷を訪ねた清次郎は、そこで美しい少女と出会う―。大正時代の北海道を抒情豊かに描いた、清艶なミステリ。
≪罪人よやすらかに眠れ≫ 石持 浅海著
内容紹介
訪れた者は、この場所で自らの業と向き合う。それは揺らがぬ、この《館》のルール。
「この館に、業を抱えていない人間が来てはいけないんです」
北海道札幌市、中島公園のすぐそばに不思議な《館》がある。
公園と同じ名の表札を掲げるその建物に、吸い寄せられるように足を踏み入れた客の境遇はさまざまだ。
「友人と、その恋人」を連れた若者、
「はじめての一人旅」に出た小学生の女の子、
「徘徊と彷徨」をせざるを得ない中年男性、
「懐かしい友だち」を思い出すOL、
「待ち人来たらず」に困惑する青年、
「今度こそ、さよなら」をするために過去をひもとく女性……。
そして彼らを待ち受けるのは、北良(きたら)と名乗るおそろしく頭の切れる男。
果たして迷える客人たちは、何を抱えて《館》を訪れたのか?
ロジックの名手が紡ぐ、6つの謎。
まったく新しい《館》ミステリ、ここに誕生!
大スキな作家さんお二人の本を図書館のネット予約
乾さんは、道産子だから札幌のお話しは分かるんですが…石持さんまで~ナント中島公園
思わず^m^
乾さんのミツハの一族は、大正時代の札幌のお話しです。
でも、高田郁さんの「あい 永遠に在り」も同じ頃の札幌を書いていたので~あぁぁぁ~同じ風景というところがいっぱいある!
そして、厚別や江別方面が出て来るのですが~そう今の職場が~ここにお勤めてして早8年目ともなると方向感覚がついている(笑)
ドチラの本も、短編なので通勤にピッタリで。。。なんと行き帰りで読破して、更に再読して熟読(笑)
石持さんは、大スキな謎解きものだったのでルンルン♪で楽しく読書しました。
中島公園側の「館」 wanikoが迷いこんだらぁ~北良は、どんなことを語り出すのでしょうか?
そんなこと思いながら読みました(笑)
そうそう、今月のプー横丁からの定期便は「八咫烏シリーズ」≪烏に一重は似合わない≫です。
chieさんが、きっとスキだと~って選んでくれました。 このシリーズ知らなかったぁ~
シリーズと言えば、去年の暮れからハマっていた≪最後の晩ごはんシリーズ≫~4巻まではサクサクと借りて読むこのと出来たのですが…
5巻から。。。。あぁぁぁ~続きが読みたい!!5巻は来るまでに18人の人が…
年度末が近づいていて、サクサク読める本を手にするwaniko。。。そう、心を休めるための読書ですからぁ~
読む本がない時に開くのはぁ~やっぱりプー横丁から届いた≪お弁当の時間≫ 後ね、NHKのサラメシもスキ(笑)