waniko's blog

wanikoの日常を記録するブログ

読書報告

2018-02-21 19:00:00 | 本についての雑談
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≪花が咲くとき≫ 乾 ルカ著

内容紹介

近所で恐れられる謎の老人と彼を監視する少年。
二人を繋ぐ貧弱な樹が白い花を初めてつけたとき、
〈終わりと始まり〉を告げる長い長い旅が始まった。


それは、神様が鳴らした優しく静かな号砲――


人生に大切なものが詰まった、心に染みわたる感動の物語。


札幌で暮らす小学六年生の瀬川大介には、自らの鬱屈を晴らすささやかな楽しみがあった。
それは隣家に住む、指が二本ない謎の老人佐藤北海が見守る貧弱な樹がつける花芽を削
り取ること。開花を待つ北海の喜びを奪うことで、不満を溜めた老人が“暴発"することを願っ
ていた。だが、夏休みに入ったある日、大介の油断を衝いてその樹が白い花を咲かせる。そ
れを見た北海は突如ボストンバッグを抱えて旅に出発、両親と喧嘩して家出をするつもりだっ
た大介は、急遽、彼を追うことに……。一人の少年の好奇心と冒険心が生んだ心に沁みわた
る感動の物語。


冬に読むより、夏休みの頃に読むといいかなぁ~

北海道から九州までのロードムービー

お隣のおじいさんの旅に、無理やり同行してしまう大介

読んでいると、北海道の甘納豆入りのお赤飯が~そしてキーポイントにもなる。

包丁研ぎ師の鏑木さんの刃物についての話しが、奥深い。。。

彼との出会いで、強くなった大介

本の中だから、都合よく進むんだなぁ~と思うけど…

でも、ひとつ、ひとつの出来事が大事な何かを教えてくれます。

wanikoの父も樺太からの小学生の時に引き上げて来た一人です。

そして、義父は終戦が後1日遅ければ特攻隊として出撃していた一人です。

そんなんで、何となく佐藤北海に二人の父が重なるところが多かったので。

星は☆☆☆☆



で、ねちょうどあったぁ~~金時豆の甘納豆入りのお赤飯

が、しかし…wanikoは甘いの苦手であんまり…

waniko家では、ONちゃんとSUちゃんの大好物ですよぉ~~
コメント
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