左からみると絵本 右から読むと詩集 ≪あさ≫と≪ゆう≫には、こんな仕掛けが…
で、左手で表紙に手をかける前に見てください。ひらがなで≪ゆう≫そして谷川さんは/文となっていて名前は横書き、中は写真に合わせた文章でまさしく絵本です。もちろんひらがなで横書きです。
右手の時は…≪夕≫谷川さんは/詩となっていて名前は縦書き、詩に写真がぴったりマッチ♪
小学校頃、右手で開くのは国語の教科書で縦書き。左手で開くのは横書きで算数の教科書って習ったwaniko。そんなこと思い出したのは20年前の絵本サクールで…描いた絵を製本する時に、中の文章を縦書きにするかどうかでの説明に使ってました。
今、PCでは横書きに慣れていて横書きの方が文章書きやすいです。でも、年上の方へのお手紙は縦書きの方が良い…レポートは横書きの方が文章構成しやすとか、自分の中に縦書き、横書きのルールがあることに気づきました。
今、若い方々にケータイ小説が流行っているとか…横書きが読みやすいとか、wanikoも画面上は横書きが読みやすいかな~でも、詩や小説は縦書きの方が読みやすいです。特に小説は縦書きでないと斜め読みできない~面白くない本は斜め読み!
この本が気になる方は、アリス社から発行1冊1,300円となっています(^_^)v
≪あさ≫をご紹介したら、やっぱり≪ゆう≫も
本日のお天気はあいにく肌寒く、雪がチラチラ…この本のような夕焼けは見えないけれど
いつか、夕焼け見たら思い出して下さい。陽の落ちてゆく様をゆっくり時間をかけて見て下さい。
子供の頃、毎日見ていた夕暮れ、谷川俊太郎さんのあとがきは
ゆうやけのうつくしさを よろこんでいるのだろうか
あしたがくるのを たのしみにしているのだろうか
そして、写真の吉村 和敏さんは
夕焼けを「きれい」と感じた心は
大人になってからも必要なのかもしれません
と…夕暮れのパープル色の空が大好きなwanikoです。そして、この詩も大好きです。いくつになっても五感が敏感でありたい
みち 2
くさがしげると
みちはかくれてしまいます
けれどそのみちのむこうに
いずみがあるのを
けものたちはしっています
ゆうぐれのやまおくに
みずがにおって
いちばんぼしがでました
こじかが
こおったようにたたずみます
ほしも
いいにおいがするのでしょうか
この詩の中の水のにおいは、分かります。そんな経験があるから…でも、
*** ほしも
いいにおいがするのでしょうか
星のにおいって? そして時々見上げる空に一番星見つけると
こじかのようにたたずみ ほしのにおいを感じたく神経を集中させてしまうwanikoです。
谷川 俊太郎/文 吉村 和敏/写真
左からみると絵本 右からよむと詩集という、この1冊。谷川さんのあとがきに、「よがあけて あさがくるってことは あたりまえのようで じつは すごく すてきなこと」
朝が気持ちの良い今日この頃。wanikoの朝は5時30分に起きることから始まります。この時間は、この家に引っ越して来てから早10年変わらない日課です。期間限定で試験勉強のため朝4時に起きしたことありますが…ONちゃんが会社休みでも変えずにいます。
3月お彼岸が過ぎた頃から夜明けが早くなりました。朝カーテンを開けると、レースのカーテン越しに気持ちの良い太陽の光が差し込んでいます。
本棚に読み終えた本をしまっていて、この詩集に目が留まりました。大スキな《朝のリレー》のページから開きました。
写真の吉村さんのあとがきは「朝はただ美しいだけではない 不思議な力が隠されている」この言葉をかみしめながら
朝目覚めて、体を動かすことができるの喜びを忘れないように…そんなこと実感したwanikoでした。
「朝のリレー」
カムチャッカの若者が
きりんの夢を見てるとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウインクする
この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば地球を守る
寝る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計の鳴ってる
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかり受けとめた証拠なのだ
ようやく!ようやく!!観てきました(^O^)/≪死神の精度≫ 感想 第一声は金城 武サイコ~(*^。^*)ばびさん♪良かったよ!
原作は6話でしたが、映画は3話を繋いでいました。原作とはちょっと違う部分があるけれど、死神 千葉が金城 武にぴったり!
ところで、映画では触れられなかった雨の表現なんですが≪驟雨(しゅうう)≫にわか雨、夕立の意の漢語的表現。≪霖雨(りんう)長雨の意の漢語的表現。高校の頃現代国語で見たことあるな~話がそれましたが、雨男千葉が色んな雨にあたります。雨の降り方がお話を盛り上げます。
そして、ラストは本も映画も千葉が一番観たかったものを見ることができました。
笑えるところがいっぱいあります。その時は思いっきり笑って下さい。…wanikoは大笑いしました(^_^)v
レディスディで映画思いっきり満喫したwanikoでした。
追記 ランチはSAPPORO DE SANNPOのmiyさんがいつもご紹介している≪ゆのん≫でようやくランチできました。でも、食べるのに集中していて写真写すの忘れたドジなwanikoでした~(;一_一) メニューは本日のランチ 豚肉の胡麻風味がメイン、おひたしはなんとかたくり、紫色のお花入り!シャキシャキして美味しかったです!他にも小鉢、お漬物、赤米入りのご飯、みそ汁で650円でした。大満足でしたよ♪
≪かいぶつに なっちゃった≫ 作・絵 木村 泰子 ポプラ社
HALパパが幼稚園の頃大好きだった絵本です。HALくんの口癖「JUNくん怪獣が来る~」 あんまりそんなことばっかり言ってると、この絵本のようにホントにかいぶつになるぞ~って思うwanikoです(笑)
HALは明日、ととろの森の幼稚園に入園式です♪遠い札幌からは、写メが来るのをひたすら待つだけ…でも、初めての運動会は見に行きたいな~waniko運動会大好きなんですよ~ババ参加なんかあったら絶対出ます。走ります!そんなこと言わなくても、走るって分かる(笑)
ところで、この絵本はお化け屋敷のかいぶつを見に行くために森の動物達がひとつになると…最後は怖いかいぶつになっちゃった!!HALパパ読んで!読んで!言うわりに最後のページになるとため息ついて幼稚園児が「空しいね~」
何故?って聞くと「かいぶつ退治に行って、自分達がかいぶつなんて…」って
そんなんで、HALがJUNくん怪獣言うとホントになるぞ~って思うwanikoなのです(*^。^*)