waniko's blog

wanikoの日常を記録するブログ

読書報告 なぜかぁ~どちらも札幌のお話しでした^m^

2017-02-05 19:00:00 | 本についての雑談


≪ミツハの一族≫ 乾 ルカ著内容(「BOOK」データベースより)

未練を残して死んだ者は鬼となり、井戸の水を赤く濁す。そのままでは水源は涸れ、村は滅んでしまう。鬼となった者の未練を解消し、常世に送れるのは、“ミツハの一族”と呼ばれる不思議な一族の「烏目役」と「水守」のみ。黒々とした烏目を持つ、北海道帝国大学医学部に通う八尾清次郎に報せが届く。烏目役の徒兄が死んだと。墓参りのため村に赴き、初めて水守の屋敷を訪ねた清次郎は、そこで美しい少女と出会う―。大正時代の北海道を抒情豊かに描いた、清艶なミステリ。



≪罪人よやすらかに眠れ≫ 石持 浅海著

内容紹介

訪れた者は、この場所で自らの業と向き合う。それは揺らがぬ、この《館》のルール。

「この館に、業を抱えていない人間が来てはいけないんです」

北海道札幌市、中島公園のすぐそばに不思議な《館》がある。
公園と同じ名の表札を掲げるその建物に、吸い寄せられるように足を踏み入れた客の境遇はさまざまだ。
「友人と、その恋人」を連れた若者、
「はじめての一人旅」に出た小学生の女の子、
「徘徊と彷徨」をせざるを得ない中年男性、
「懐かしい友だち」を思い出すOL、
「待ち人来たらず」に困惑する青年、
「今度こそ、さよなら」をするために過去をひもとく女性……。
そして彼らを待ち受けるのは、北良(きたら)と名乗るおそろしく頭の切れる男。
果たして迷える客人たちは、何を抱えて《館》を訪れたのか?

ロジックの名手が紡ぐ、6つの謎。
まったく新しい《館》ミステリ、ここに誕生!


大スキな作家さんお二人の本を図書館のネット予約

乾さんは、道産子だから札幌のお話しは分かるんですが…石持さんまで~ナント中島公園

思わず^m^

乾さんのミツハの一族は、大正時代の札幌のお話しです。

でも、高田郁さんの「あい 永遠に在り」も同じ頃の札幌を書いていたので~あぁぁぁ~同じ風景というところがいっぱいある!

そして、厚別や江別方面が出て来るのですが~そう今の職場が~ここにお勤めてして早8年目ともなると方向感覚がついている(笑)

ドチラの本も、短編なので通勤にピッタリで。。。なんと行き帰りで読破して、更に再読して熟読(笑)

石持さんは、大スキな謎解きものだったのでルンルン♪で楽しく読書しました。

中島公園側の「館」 wanikoが迷いこんだらぁ~北良は、どんなことを語り出すのでしょうか?

そんなこと思いながら読みました(笑)

そうそう、今月のプー横丁からの定期便は「八咫烏シリーズ」≪烏に一重は似合わない≫です。

chieさんが、きっとスキだと~って選んでくれました。 このシリーズ知らなかったぁ~

シリーズと言えば、去年の暮れからハマっていた≪最後の晩ごはんシリーズ≫~4巻まではサクサクと借りて読むこのと出来たのですが…

5巻から。。。。あぁぁぁ~続きが読みたい!!5巻は来るまでに18人の人が…

年度末が近づいていて、サクサク読める本を手にするwaniko。。。そう、心を休めるための読書ですからぁ~

読む本がない時に開くのはぁ~やっぱりプー横丁から届いた≪お弁当の時間≫ 後ね、NHKのサラメシもスキ(笑)
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読書報告 住んでいたけど~知らなかったぁ~~(ーー;)

2017-02-03 20:00:00 | 本についての雑談



≪風 葬≫  桜木 柴乃著

内容(「BOOK」データベースより)

拿捕、遊郭、マフィア…男女の欲望が交差する根室港。デビュー作で北海道に生きる男女の性を艶やかに描いた作者が挑む新感覚官能ミステリー。


釧路や根室管内を題材にたくさんの小説をだされていますよね~

映画になった≪ターミナル 起終点駅≫、≪氷へ平線≫≪凍原≫と読んでいますが、直木賞の≪ホテルローヤル≫はあまりの図書館の予約数で諦めてぇ~

あっという間に数年。。。≪風葬≫は、根室の「涙香岬」というワードに魅かれて借りました。

ちょっと、残念。。。。根室に18年住んでいたけど…どこの場所のことかな???が多かった…

本を読んでいても、ちょっと最初はどこなのか判定できませんでした。

最初の頁で、清隆寺の千島桜に軽く触れているのですが~ここは、5月の中旬以降に満開の千島桜が咲く。。。この辺をもっと描写して欲しかったです。

後、根室のソウルフード「エスカロップ」についてももっと丁寧に描いて欲しかったぁ~2回登場するので

実は15歳まで住んでいた本町にも、遊郭だった建物があったり~小さな旅館があったり~漁協が近かったり~水産工場がいっぱい。。。。

でも、岬とは言えないなぁ~岸壁だし… 子どもの頃から、元遊郭だった建物のことについて色々聞いていました。

なので、最初に本を読んだ時 その場所を思ったんですよ。

しかし「涙香岬」は16歳から住んでいた花園町のすぐ側の岬町でした。

確かに水産工場はあるし…すぐ側に高校の同級生の家があって、テスト前に集まって勉強会と称して1時間くらいテスト勉強をしてから

その岬へ繰り出していた^m^ 遊女が身投げ…なんてことも本の中には出て来るけど、その高さはなくて。。。入水ですよ。。。

あまりにも、その地が分かり過ぎてることと、レポ船のこと等々の当時のこと知り過ぎているせいか…

恐らく「涙香岬」という呼び名から創作されたであろう≪風葬≫に入り込むことが出来ませんでした。

そこまでこだわることないのだと思うのですが、沢井親子の家の場所に???

沢井親子の家から歩いて10分ほどの喫茶店。。。ちっちゃいことなのですが、あの辺を書いているのね♪なんてるのね♪なんてのを探すのも大スキwaniko

でも「涙香岬」が自分の住んでいた所からとっても近かったことに驚きつつ、知らないこと多いな!って実感。

この後の読書は~ナント根室に住んでいた高校生の頃ハマりにハマっていた「ポーの一族」(笑)

本屋さんで見つけて~「お一人様1冊限り」という張り紙にビックリしたwanikoでしたぁ~

我が家のコミックボロボロなので、新しくしようかなぁ~って真剣に考えてます
 
コメント (2)
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