燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

50年ぶりの大一番を前に

2010-11-02 18:03:00 | 我が母校
混戦の東京六大学野球秋のリーグ戦は、本割で優勝が決まらず、優勝の行方は、明日の決定戦に持ち込まれることになった。慶早による優勝決定戦は、あの伝説の慶早6連戦以来50年ぶりだそうな。(自分が生まれた年の出来事だったのか。)あの時接戦の末敗れている慶應義塾にとって、実に半世紀ぶりに訪れた雪辱のチャンスである。



今シーズン、ここに至るまで、神のご加護を感じずにはいられない場面が、少なくとも4度有った。
法政・明治から連続して勝ち点を奪い独走態勢を固めつつあった早稲田が、なんと東大相手の初戦を落とす大番狂わせ
法政に連敗し、崖っぷちに立たされながら、その翌々日の慶立5回戦を延長14回の末なんとか競り勝って勝ち点を落とさなかった。
その翌週の明法戦で法政が勝ち点を取ったらその時点で優勝の可能性がなくなるところ、明治がからくも勝ち点を取った。しかも、雨天順延の影響で、明治のエース・野村君が、中2日で慶應義塾戦を迎えることになり…
慶明3回戦、2度目の対戦にして野村君の投球をどうにかこうにか前に飛ばせるようになり、0-3から奇跡の逆転勝利
以上の流れからすれば、慶早戦連勝~優勝決定戦は、神様が仕組んだ必然だったような気さえして来る。もし勝てば、歴史的な大逆転優勝として、50年前の慶早6連戦同様、後々まで語り継がれるに違いない。野球部諸君には、このチャンスをなんとかモノにして、新たな伝説を築いてほしい。

コメント
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