むらっちん!

おぉ!
光陰矢のごとし。
季節が過ぎていくのは早いなぁ。
田舎の大ネズミが料理講座で日々改善・奮闘する日記。

法事とむらっちん!

2010年04月19日 22時21分32秒 | 修行日記
あっという間の一週間でした。
春は毎日1日が短く感じますね。

つい先日節分で豆をまいていた気がするのですが・・・
気がするだけで、ちゃんと時間は過ぎているんですよね。
たとえ金曜から土曜にかけて季節はずれの雪が降ったとしても。


日曜日、実家で祖父母の法事でした。
祖父は33回忌。
むらっちん!が産まれたときにはすでにこの世にいませんでした。

顔は、写真で知るのみです。


でも
この体を構成してる60兆個のツブツブの中にはじいさんのかけらも
戸籍を追えないくらい遡っていった先祖のかけらも入ってるんだよなぁ・・・。(*゜‐゜)ぼぉー・・


お経の後、和尚さんが言ってましたよ。

「ご先祖様の、一人、誰がかけてもここにいたのは違う自分だったはずです。」


むらっちん!は今年に入ってから、日に一度はこのことを思っています。
そして、今まで会ってきたどの人が一人別の人に代わっても、きっと今の自分は違うことをしていた。
今、これを書いているむらっちん!は、1秒でも時が過ぎたらもう過去の自分で、
未来からみたら自分も誰かの先祖。


一つの、選択が先にどんな影響を、結果を残すのか。


法事で集まった親戚を見て思ったりなんかして。


okapiさんのひざに乗っかっている甥をみて。
影膳と一緒に上座に飾った遺影をみて。


むらっちん!は思うのです。
今まで何度か祖父母の法事で集まったけれど、
今回が一番、親戚らしい会話をしたな、って。
個人のことも話して、おじとおばといとこの話をして。

普段行き来の殆どない親戚だけれど
どこか知らないところでも繋がっているんだなぁ、と。


いい、法事でした。