横浜中華街を食べる会6月例会は、6月19日(月)市場通りに面した景徳鎮で開催されました。当日は梅雨晴れで、この時期の暑さも心地よく感じられました。景徳鎮は四川料理の名店です。辛い中でも麻婆豆腐は特に辛いことでその名を知られています。
参加者一同は前菜から食べ進めるうちに、ただ辛いだけでなく味わいのある辛さを五感で堪能されたようでした。ハッとする辛さの四川唐辛子の「辣(らぁ)」、痺れる辛さが特徴の中国花山椒の「麻(まぁ)」が組み合わされて、辛い物が得意でない参加者も四川料理に魅了されていました。麻婆豆腐は辛いものと、日本人向きの普通の辛さのものを二種類用意して食べ比べられたのも、興味深かったようです。
〔補足〕横浜中華街のミニ歴史のコーナーで、かつて横浜中華街は南京街(なんきんがい)との名称であったと説明しましたところ、参加者の方から親の世代はなんきんがいではなくなんきんまちと呼んでいた、間違いではないか、とのご指摘をもらいました。調べましたところ、なんきんまち と呼ばれていたことがわかりました。お詫びして訂正いたします。参考までに神戸の中華街は今でもなんきんまちが正式名称です。
次回は8月22日(火)中華街大通りに面した『一楽』で開催します。(立木記 写真撮影は加藤雅彰カメラマン)