3月28日
当地の朝は雨
「ウメ」、バラ科
薬用植物
中国より渡来したと言われる
万葉の時代に北九州を中心に栽培されていた
薬用部位
未熟果、半熟して自然落下した果実に(スス)をまぶして
もみ殻の煙で燻す、一昼夜燻製した後に陽乾して仕上げたのが
生薬の鳥梅 (うばい)である
薬理作用
鳥梅の水煎液は ジフテリア菌、ブドウ球菌、肺炎球菌、大腸菌
チフス菌、緑膿菌、コレラ菌などの病原真菌を抑制する
薬効
鎮咳・去痰・下痢・止瀉・駆虫・収斂薬・清涼収斂作用
漢方
(鳥梅) : 胃腸を丈夫にして、下痢を止め、熱を消し、吐き気を止める
(鳥梅丸) : 手足が冷え、時々吐き気を催し、胸中悶えてる時に
(秦艽別甲湯) : 肺結核で胸部に所見が有りながら、激しい症状を現さず
微熱が続き、なかなか完治しない症状に使用される
その他、昔からの民間療法が数えきれないほど有るのが梅である
参考文献 日本薬草全書
先日写した「クレソン」、「オランダガラシ」、アブラナ科
食用・薬用植物
必要時に採取して、消化促進に生のまま食べる
全草を乾燥して、利尿に煎じて服用する
昨日は一日雨で、近所の紅梅を撮る
暫くは雨模様の様ですね