[ 原発を解体してその金属廃棄物でフライパンを作る ]
という話があるのを知っていますか。こんなことを言うとほとんどの人が
エーッと声をあげるんではないでしょうか。
去年(2011年)の4月までは「まさかそんなことあるわけがない」でしたが
5月には「フライパンやジュース缶、自転車などにリサイクルできる法律の改正が国会を通過し(2011年)12月に施行されました.
日本では廃炉にした原発は解体撤去する方針を立てています。
稼働から30年以上になる老朽化した原発が、全国に9基あり
廃炉を考えなければならない時期に来ています。
原発は巨大なプラントです。
100万kwの原発1基を解体すると50~55万トンの鉄やコンクリートの廃材が出ると言われています。
日常生活では想像もつかない数字ですが、ダンプカー(5~10トン)で想像してみてください。
これまでは放射線管理区域内の物は「放射性」として隔離し、一般社会に出してはいけなかったのですが、この大量の廃棄物を隔離管理していては莫大な費用と場所がいるので、産業廃棄物やリサイクルにしてしまおうと政府は考えました。
原子炉等規制法という法律を変えて微量の放射能なら問題ない、
リサイクルしても良いとしてしまったのです。
微量であろうと危険!スソ切り容認の原子炉規制法
物質そのもの自体は何も変わらないのに法律を変えることによって
「危険」を「安全」にしてしまいました。
政府は基準値(ストロンチウム○○ベクレル、セシウム○○ベクレルというように)を決め、クリアランスレベルと呼び、これ以下だと安全だと規定しました。私たちはスソ切りと呼びます。
微量であろうと放射線は生命体に何らかの影響を及ぼします。誰がどんな責任で安全と宣言できるのでしょうか。
大人に影響がなかったとしても胎児・幼児にはどうでしょうか。
私に大丈夫でもあなたには危険かも知れません。
一度だけの接触なら大丈夫でも連続して接していると危険かも知れません。一つ一つは微量でも気がつけば周りの日用品全てが原発由来の鉄のリサイクル品だったということになったら、微量とは言い難いです。
「私の机と椅子とベッドは元は原発で使っていた鉄のリサイクル品なのよ。少し放射線が出ているけど安全なんだって」なんて自慢にもなりませんが、数年後にはあり得ることです。
また解体廃棄物が大量なために細かく放射線測定が出来ずに高い数値の物が混ざって市中に出てしまう可能性もあります。台湾では放射能汚染された鉄骨が使われたマンション、学校、幼稚園などで多くの市民が被曝する事件が起きました。
私たちは微量という名の下に広く薄く汚染された中で生活するのをよしとするのは嫌です。原発廃材を市中に出させないために廃炉になった東海1号の解体が始まっていて、2005年11月、スソ切り対象のスクラップ金属のうち2000トンを日本鉄鋼連盟が溶融を引き受ける旨合意したと報道されました。
原発敷地からの搬出についての事項、リサイクル品に関しての事項とかなり具体的な取り決めが行われていて、いよいよ私たちの身近に「原発廃材のフライパン」が迫ってきたように思いました。
現在スソ切りは解体原発についてだけですが、病院、研究施設、事業所、原発燃料等の製造過程で出てくる放射性廃棄物-核のごみが溜まり続けている-についても政府はスソ切りを導入しようとしています。
スソ切りを止めたいと思います。そのためにどんな手立てがあるのか法律を変えることが一番ですが、ダメなら原発廃材を市中に出さないように声をあげていくことが必要です。
リサイクル品は
原子力施設のみで使わせるよう
市民の声を大きくしていきましょう。
出来るだけ多くの人にこのことを知ってもらえるように、
わかりやすい簡単なリーフレットを作りました.
もう少し詳しいミニパンフレットもあります。もっと詳しい冊子もあります.
パソコンのある方は自由にダウンロードして友人知人に広めてください。
電話でのお問い合わせも待っています. G113 滝沢厚子
オルター通信926号記事さん~より
http://alter.gr.jp/Preview.aspx?id=3013&cls
小池百合子@ecoyuri
超党派
がれき処理促進議員連盟
立ち上げました。 2012/03/26 (月) 23:51:14.70
この↑CSIS日本ボスは前原誠司
CIAより凶暴な生物兵器研究機関CSIS
徒党