言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

このままでは安倍自民党は大勝する:橋下と組む安倍自民党に対する危機意識が野党には決定的に欠けている

2015-12-09 17:14:04 | 言いたいことは何だ
このままでは安倍自民党は大勝する

2015
127日 天木直人のブログ 新党憲法9条


このままでは危うい。
 テロのことではない。 この国の政治のことである。岡田民主党と松野維新の党が、来年夏の参院選に向けて選挙協力することで合意したという。
 
そのひとつとして、市民団体などが推薦する候補者を統一候補とするのだという。 最悪の動きだ。 これでは安倍自民党には勝てない。
 
なぜか。安倍自民党との対立構図にならないからだ。市民団体が推薦し、それに喜んで応じるような候補者からは、まともな候補者は出て来ないからだ。
 
このままでは、来年の衆参同日選挙で安倍自民党は大勝するだろう。
 そう思っていたら、今日発売の週刊現代(12月19日号)と週刊ポスト(12月18日号)が偶然にも同じ事を書いた。
 
すなわち週刊現代で古賀茂明氏が書いている。打倒安倍の市民の声を生かせず、迷走を続ける野党では選挙に勝てないと。
 
週刊ポストに至っては、このままでは自民一党独裁だ、とまで書いている。両者に共通していることは、おおさか維新の会の圧勝だ。
 
この勢いをみくびるなというのだ。橋下と組む安倍自民党に対する危機意識が野党には決定的に欠けていると古賀も週刊ポストも警鐘を鳴らしている。
 
このままでは「100年の後悔」につながると古賀はいい、週刊ポストは「安倍は本気だ」、「安倍&橋下圧勝で憲法改正へ!」とまで書いている。
 
私もそう思う。しかし、古賀も週刊ポストも、それを阻止する提案はできないままだ。それこそが、この国の本当の危機である(了)