平成27年3月29日(日)、広島市佐伯区民文化センター大ホールでは、広島県立
五日市高等学校吹奏楽部「第37回 五高定演」が行われている。
そんな中、第一部の終わりにプログラムどおり演奏は進む。
2015年度全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅳ、マーチ「プロヴァンスの風」の作曲者
本校卒業生の「田坂直樹」様を迎え、作曲家自ら指揮指導されメンバー一同大変感動
を与えてくれる演奏を成し遂げる。作曲家が母校に戻って指揮演奏することは「奇跡」に
等しい。どの団体も、吹奏楽部も、市民バンドや吹奏楽団も、夏の全日本吹奏楽コンクール
に向けて厳しい練習は続くのである。
「田坂直樹」先生は、作曲に当たり、独学のイメージで作曲され、マーチ「プロヴァンスの風」
について説明された。私にとっては、聴くことは大好きでも曲や作曲についての
解説は、さっぱり理解できない。
区民文化センターという音響に乏しい環境のもとでも素晴らしい「音」をメンバー
全員で演奏。一音、一音がとても澄み切っきた演奏に驚くばかり。
色々とYoutubeで吹奏楽コンクールの課題曲を聴くがそう滅多に感動するような
「音」に巡り合うことはない。
これは、演奏者が上手い下手の区別ではなく音源収録の形式に依存していること
を忘れてはならない「再生回数」が多いところは、演奏レベルが高い上に収録音も
非常に良いということである。
そういうことを頭に入れて是非聴いていただきたい。
大編成ではありませんが、良い音を奏でています。どうでしょうか?
評価については、聴いてそれぞれ個人差があり自分自身の胸の中に閉まって
聴いてください。作曲家の指揮指導によりどの演奏団体よりもイメージ表現は、
優れていると確信します。
最後に、広島県立五日市高等学校吹奏部は、本年度より新顧問を迎え一層ご指導も厳しい
ようでこれからの練習に期待して引き続き応援しております。
メンバー一同、五日市中学校吹奏楽部卒業生頑張ってくださいね!