平成30年7月21日(土)
今年も、遅れながらはじまったセミの「羽化」数十年に一度という
最大級の警報が発令され豪雨の影響で被災地拡大。
この頃は、全くセミの鳴き声も聴いていない。今年のセミはどうしたのか?
と心配しているが7月10日ごろより段々とセミの鳴き声が大きく響くように
なり自然、気象とはいえ、セミは、「羽化」のタイミングを図っているのだろう。
いつもと同じように7月の初旬に「羽化」していればと思うがセミに限っては
心配ないようだ。湿度は、地中にいても判っているのだ。
広島市今年のセミは猛暑で鳴き声が短い飛ぶセミもいない。大災害の前は初鳴きも遅い!2018. 7.22撮影
羽化直後2時間ぐらいで羽が乾かなければならない。そして日の出と同時
ぐらいに飛び立つようだ。そして生まれての「初鳴き」はいつしか豪快な鳴き
声となる。セミの羽化は、自然環境変化に敏感で命がけである。
羽化の時落下したり、遅れると外敵にやられたりして死ぬのも多い。
生き抜いた「セミ」だけが命のバトンタッチをするが10~14日の寿命で
パートナーに巡り合わなければならず短い命のバトルに火がつく。
鳴くのは全部「雄(オス)」で「雌(メス)は鳴かない。