平成30年7月25日(水)
被災地「広島」でセミの羽化遅れるが(数日前に)
午前5時40分ごろ日差しとともに合唱がはじまる。
「猛暑の中のセミの観察と生態を再度探る!」
ハイビジョン至近距離のマクロ撮影と写真
鳴き声はハイテクのフルデジタルハイレゾの
マスターレコーダが捕らえる音声を収録!
セミの鳴き出す時間帯は、日の出まもなくで明け方は風も少し吹いて
気温は30度前後と思われ、(湿度はあまり関係ない)明るさと気温がゼミ
に適した時鳴きはじめ25~32度ぐらいまでは豪快に良く鳴いている。
しかし、日中日差しが強くなり気温も35度を超えるとほぼ鳴かない。
その間は、鳴き声も数十秒(30秒は鳴かない)日差しの反対側の木の裏
や葉っぱの影に移動してず~とで休んでいる。鳴いているオスはよく空中
に飛んでおり枝から枝、木から枝へ移り、じっと待っているメスの近くまで
行くがメスの反応がない。10cmの至近距離でマクロ撮影するが逃げない。
よほど危害を加えない限り無駄な動きもない。
セミの羽化は、夜から夜中ではじまり明け方には羽も乾いていつでも飛
べる状態になり成虫となる。羽化の場所は、木の根元から2m超えが多い
ようで抜け殻の証で判る。そこまで2時間以上かけて到達するのです。
羽化は一度限りで失敗するとその体力もなく力尽きて死んでしまいます。
半分以上はこれです。可愛そうでなりません。
土の中では、幼虫(イモ虫)~羽化するタイミングを計る~成虫(セミ)
その間は2時間ぐらいで命がけの「羽化」が一斉にはじまるが失敗して
落下でもすれば外的はいなくても柔らかい体は傷ついて死ぬこともある。
葉っぱに「抜け殻」がついていたら羽化成功でありその先2週間の命で
あるが子孫を残すために夢が展開される。目的が達成できたセミは、
段々と残り少ない時間を鳴き続けるが元気はなく疲れきっている。
その頃の鳴き声は断続的になり何と切ない!人間も寿命が近づくと呼吸
が乱れついに心肺停止それと同じだ。やがて鳴き声が止むと「ぱった」と
枝から落ちてしまう。このような光景は、「命」の尊さを教えてくれる。
そのセミに気付いたらそっと手を差しのべて木の根元などにおいて
あげましょうね!真心の気持ちはあなたを大きく良い方向に誘導します。
言いたいことは、
限られた時間を全力で生き抜くことだ!
セミは地中に種類によるが5~8年ぐらい生きて地上に出て生きる時間は
2週間足らず。人間もセミに負けないように精一杯に生きなければならない。