《 王家欣 》 (中文名 《 寻找心中的你 》)

1992年坪州...ギター片手に歌を唄う、やたらと明るい俊賢(黄又南 ウォン・ヤウナム)は

映画館で働いてる女の子に一目惚れ

即興で唄った歌に「今度は歌詞を付けて聞かせて」って言われて、ウキウキと作詞したりして
映画館に行って彼女の事を調べたり...電話帳の 「王」 に片っ端から電話をしたり...
彼女の事を探し続ける俊賢は、ラジオで彼女の名前を言って 「好きだ」 と告白
DJが 「もしこれを聞いてたら連絡してあげて」 と、俊賢の電話番号をラジオで言っちゃうって...
今なら個人情報がど~たらって言われちゃうけど...なんだか大らかでいい時代だな~

探してた彼女に辿り着けなくても、ひどい事を言われても、全然めげないで、ひたすら彼女を探す俊賢
もしかしてちょっと足りないんじゃないのか?(笑)と思うくらい明るくて一途で...
最近凹み気味で元気が出ない私には、まぶしいくらいの俊賢の笑顔(笑)

そして、ラジオで話を聞いたり、電話が掛かってきたりした同姓同名の王家欣(呉千語)は
最初は 「バッカじゃないの」 って言ってたクセに、俊賢と一緒に 「王家欣」 の事を探すことになり...
老若男女、色んな王家欣のところを訪ね回る2人...

「王家欣」って男にも女にもある名前なんだね...
アイドルだらけの王家欣のお部屋...あ、若きアーロンがいる~


でも...一緒に彼が惚れした人を探すうちに、一途で真っ直ぐな俊賢の事が好きになって行く王家欣...
自分の好きな人が自分じゃない人を好きで、情熱を注いで探してるのを手伝うって...つらいね...(涙)

王家欣探しを休んで3人で遊びに行ったシーンがメッチャ青春でした

あぁ...若いっていいな~...青春っていいな~

このお話の舞台になってる坪州が、海がキレイでとってもいいところで...
俊賢のお姉さんがやってるお店 「家安園」 もなんだか懐かしくて、劇中でかかる曲もステキで...

《 海角七号 》 を観た時みたいな不思議な涙が止まらなくなって困りました
心の中のいろんな琴線に触れて、じんわり温かい気持ちになる映画です

あ

一番最初のシーン...海辺を歩きながら何かを思い出してる風の王安欣(梁詠 ジジ・リョン)...
そこに聞こえてきた声が、どこかで聞いた声だな~?と思ったらタムさまでした
(映画が始まって一番最初に喋ったのがタムさまとゆ~(笑))
どうやら2人は十数年の付き合いみたいで...
アマチュアバイク(チャリ)レーサーの彼(タムさま)が、自分との事(結婚)も考えずに
パーティーに行ったり、高いロードバイクを買ったりしてる事でやたらと彼に絡み、大ゲンカになる2人


2人同時に喋るし、早口でまくし立てるし、中文初心者にはも~大変~

「私は1人の男性と付き合いたいの!ガキとじゃない!」 とか言われちゃったタムさまは(笑)

指輪の入った箱を置いて何も言わず部屋を出ていく...(← ここまで3分(笑))
そっか~彼はちゃんと自分との事を考えてくれてたのにヒドイ事言っちゃったんだ...
で、1992年のお話になり、時々過去を辿るジジ・リョンは出てくるけどタムさまはそれっきり...
タムさまがこの2人と一緒に坪州のカフェにいるオフショットがあったから

お話の最後、このシーンで、もう一回タムさまが出てくるかな?って期待したんだけど...

帰りのフェリーから王安欣が彼に仲直りの電話をするシーンで端折られてました

タムさま...せっかく島まで行って撮影したのにカットされちゃったんだね...残念

でも、タムさまのシーンはお話の本筋には全く関係なかったし、結局序盤の3分だけだったから
大阪アジアンに遠征しなくてよかったかも(笑)
ボキャブラリー不足の私が筆舌を尽くすよりも、これを見ればお話の雰囲気は伝わると思える
主題曲 『 王家欣 』 原装劇場版MVも貼っておきます

見るたびにジ~ンとしてウルウル

PS...明日はSUPER GT第2戦 富士スピードウェイの決勝です

ZENT号を応援に現地まで行ってくるので、blog はお休みさせていただきます

クッソ~

