《 我們停戰吧! 》 (後編)
香香と古先生の重く辛い過去シーンから、現代に戻ると、タムさま@家強先生の明るさに和む~
ヨレヨレのシャツにビーサンで、電球を替えたり、ゴミ出ししたり、掃除したりしてる家強先生
考えたら私、そういう事をしてるタムさまって初めて見たかも~
家強先生が汗だくで片付けしてたのは、家出をした家家が転がり込んで来るからで...
でも、転がり込んで来たクセに偉そうな家家の態度にムカつく家強先生
「混蛋宅男陳!(バカでオタクの陳)彼女がいないのも当然ね!」 って言われりゃムカつくワな(笑)
でもね...オタクかもしれないけど、その人よく見ると(よく見なくても(笑))かっこいいんだからね
以前は古華生が住んでいて、その後香香も住んだ部屋で家家と暮らし始めた家強先生...
単なる同居だけどなんだか楽しそう (そうだよね...家に誰かがいるっていいもんだよね)
翌日、家強先生が朝ごはんを買って帰ってきたら家家が窓から身を乗り出していて
自殺と勘違いして慌てて止めた家強先生は、倒れ込んで家家と超接近遭遇 (笑)
家家はただスローガンを書いた布を掛けようとしてただけだったけど
家強先生は 「ここをどこだと思ってるんだ?超級凶宅だぞ」 って(笑)
確かにその窓、古先生が身投げした窓だしね...
そして、鼻歌を歌いながらカッコつける家強先生 も~こういう所がいちいちカワエエ
なんだか等身大のタムさまを見てるようでドキドキする~
カッコつけ終わった家強先生が、家家を図書館に連れて行ったのは養母の包彩に会わせるためで...
そこで、3人で香香の最後の日記を読む事になり、ここから香香の最後の日々の回想に...
香香は、古華生先生の死後もこの部屋で1人暮らしをしていて
遺影に話しかけたりして...変な言い方だけど、古先生と2人きりの暮らしで幸せそう
そしてお話は、SARSが流行した2003年になり
大人になった香香は医者になっていて、まだこの部屋で1人暮らししてたけど
となりに置いてある古先生の服を着せたヤツはちょっと怖いかも...
古先生が自殺した後も、大人になってからも香香にコッソリ点心を届けて秘かに見守ってる家強先生...
ずっと香香の事を想ってたんだね...タムさまの演じる人って一途な人が多いな
そして、テレビでSARSのニュースを見ていた香香は古先生の写真を見つめ
何かを決意したように、病院の隔離病棟勤務を志願
そして香香はSARSに感染してしまう...
病院に駆け付けた家強先生は、止める看護師を振り切って泣きながら香香に話しかけ
家強先生に気付いて弱弱しく目を開ける香香...
家強先生は、いつも香香に届けていた点心を見せて、身振り手振りで一生懸命励ますけど
重体だった香香は家強先生の目の前で息を引き取ってしまう...(涙)
タムさまが食事も摂らず、数時間部屋に籠って気持ちを作って臨んだというこのシーン...
文字通り、涙と鼻水でグチャグチャになりながらの熱演で、私も思わず号泣してしまいました
そして香香の最後の日記を読み終えた家強先生は涙を流し...
最後に香香が載ってる新聞を焼いていたのは、自分の気持ちに区切りをつけるためでしょうか?
そして、日記を読んで見た事のない母の歩んで来た軌跡を辿った家家もまた...
劇照とかを見て単なる学園モノだと思って観始めたら...
1人の女子高生が図書館で見つけた母の日記を通して、会った事のない母に逢う心の旅に出る...という
親子2代の20年に亘る、なかなか重いお話でした
そんな重いお話なのに、なぜか惹き込まれて観てしまったのは...
タムさま@家強先生が、覚悟してた(笑)よりもずっとカッコよかったという事も大いに関係してます(笑)
(そして、タムさま@家強先生の恋愛話じゃなかった事もね...)
香港版じゃないのでタムさまの声は吹き替えですが、本編があったので貼っておきます
タムさま@家強先生は現代部分の出演ですが、現代と過去が目まぐるしく交錯しているので
タムさま出演部分だけ飛ばして観るのは無理かと思います...
でも、ほぼ全編に亘って出ていますので是非全編ご覧くださいませ~
(一応書いておくと、私一押しの(笑)「ダンダダダンダン...」のシーンは36:00辺りです)