つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

桜だって悩んでいた

2019-08-07 10:14:33 | 日記
もう花見の時期はとうに過ぎました。
しかしまあ、あの花見の人気と喧騒はすごいものがあります。
世間の人気を一心に浴びる桜に対し、竹が嫉妬心を燃やしています。
なんであいつだけが・・・
そのうちに足を引っ張ってやる
自分だっていまに・・・
こういう感情は、他人の決めた評価軸にそって物事を考えているから起きるようです。
自分の評価軸に沿った考え方とは。

◆桜と竹
 竹は言った。桜の方がきれいな花を咲かせられる。だからうらやましい。
 桜は言った。竹の方が成長が早い。だからうらやましい。
 きれいな花を咲かせることも、成長が早いことも立派な特徴ですが、それは誰の評価軸なのか。

 竹は成長が早いだけでなく、竹細工として用いられたり、タケノコとして食されたり、蒸し焼きにもできます。
 桜だって、花見を終えてもチップとして燻製に使うこともできます。
 つまり、どちらもそれぞれ価値があり、唯一無二の存在なのに桜と竹がどちらが勝っているかを比べても意味のないことです。
 竹は竹の強みや長所を発揮し、桜は桜でやはり自分の強みや長所を伸ばす方がいい。
 そして、これは人間も同じようです。

 冒頭の嫉妬心を克服するには、自分の評価軸の土俵を見つけ、そこに移動すればいいそうです。
 嫉妬心がある、苦しい、もやもやする、ということは自分らしく生きる土俵に立っていないから。
 自分の才能を生かせる環境や領域を選んでいない可能性があるそうです。
 へえ^ おいらの活躍できそうな土俵なんてあるのかなぁ~
 明大斎藤教授の著書から。