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手術が変わる

2019-08-29 18:19:09 | 日記
いろいろな科学技術の発展は頼もしく、また驚きの連続でもあります。
外科治療の分野でも、この動きはすごいものがあります。
手術支援ロボットの「ダビンチ」や「メイコー」の名前は知っていましたが、世の中はさらに進んでいます。
産業新聞から。

◆地方での高度医療が可能
 手術支援ロボットを使うと、経験の浅い医師でもベテランに劣らないレベルの手術ができるという。
 ダビンチは、主にガン手術に用いられ、患部の様子をビデオモニターで見ながらジョイスティック操作で器具を扱う。
 メイコーの場合は、人工関節等の整形外科手術に用いられるようだ。
 執刀医が、ロボットアームに手を添えてもらって手術するイメージらしい。
 いずれも、機械の力を借りて切りすぎ・削りすぎなどを抑え、正確・安全な手術を目指す点が共通している。
 しかも、これらの手術の大半は保険適用される。
 そして、時代はまた一歩進みました。

 それは、遠隔手術だ。
 外科医が恒常的に不足している地方に於いて、高度な医療提供が可能になるという。
 地方の手術台に、内視鏡カメラや手術器具をセットする「ペイシャントカート」と医師が操作する「コンソール」をセット、
 主たる執刀医の部屋にやはり「コンソール」を、これらを通信回線で結べば遠隔手術が可能となるのだ。
 さらに地方の担当医師も、現場のコンソールで補助的な作業を行うこともできる。
 現場の研修医が、ベテラン執刀医の遠隔手術を学ぶこともできるという訳だ。

 すごい時代になってきたものです。
 科学技術と情報通信技術の進歩は、人間の寿命さえも左右するのかも知れませんね。
 ただそれが、人間にとって本当に幸せかどうかは難しい所なのでしょうね。
 まあ、病気にならないように、少しだけ節制しますかね。