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潮目が変わる

2019-08-15 06:23:02 | 日記
小売り業態の覇権は、何年かごとに入れ替わっているようだ。
大昔には、百貨店が小売りの王者と呼ばれていたらしい。
そして、そのなごりで百貨店マンは小売業界で一番高給取りだという。
その後、価格破壊で一世を風靡した大型スーパー(GMS)の全盛時代が来た。
さらに時代を下って、食品スーパー(SM)、専門店(SS)、コンビニ(CVS)の時代となった。
そして、直近ではドラッグストア(Dgs)が勢いを増している。
7月のCVSの売上実績が公表された。そこで明らかになったこととは。

◆小売業の覇権が変わる潮目の変化なのか
 ご存知の方も多いと思われるが、SMの月次売上推移をみると既存店昨対は一進一退で、新店売り上げを含めてやっと微増
 といったところだ。しかも、月によっては新店売り上げを含めても前年割れということもある。
 
 そんな時代認識の中でCVSの7月実績だ。
 セブンイレブン:既存店▲3.4% 全店▲1.2%
 ファミマ   :既存店▲1.7% 全店▲1.9%
 ローソン   :既存店▲2.3% 全店+1.1%

 最も重要な指標は、既存店昨対だ。
 これが前年割れを続けると収益性がどんどん低下し、ついには赤字転落してしまう(本部よりもFCオーナーが早く)。
 次いで新店を含めた全店売上だ。
 これが前年割れをするということは、業態自体の衰退が始まっているということだ。

 前述したように、SMはすでにこの赤信号をが点滅している。
 そして、とうとうCVSも赤信号が見え隠れし始めたということだ(黄信号ではない)。
 小売業の業態の覇権が変わる潮目の変化がやってきたのでしょうか。
 この状態で、消費税のアップです。
 業態を問わず、脱落する企業が出ても、意外性は感じませんよね。
 さあ、今日は年金支給日です、客数も納品量も多そうだ、頑張っていきましょうかね。