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新型コロナウイルス治療薬

2020-03-02 08:03:19 | 日記
新型のコロナウイルス(新型肺炎)が、世界を混乱させている。
これだけ世間を騒がせているのに、治療薬がないのは釈然としない。
そんな疑問にも、産業新聞はちゃんと答えてくれていた。
結局はビジネス(経済的な理由)で、対処されていた結果のようだ。
しかし、ことここに至っては、十分にビジネスになり得るので急ピッチで治療薬の開発が進みそうだ。
期待して見守りたいものです。

◆雑魚扱いだったウイルス
 まず、最大の理由はこれだけ感染爆発ともいうべき拡がりを見せるとは、考えられていなかったから。
 つまり、その脅威に関しては軽視していたという事です。
 発熱や、鼻水・咳などいわゆる風邪は、複数の感染症の総称で、その病原体のひとつがコロナウイルスなのだそうだ。
 ということで、コロナウイルスはそこらにころがっている雑魚ウイルスだったわけだ。

 大半の感染症は、細菌性とウイルス性になるらしい。
 そしてその中で、製薬会社の主たる敵は、ウイルスよりも100倍も大きい細菌が相手役だそうだ。
 細菌は1個の細胞からなる生命体で複雑で高度な存在のようだ。そして、彼らには抗生物質が効くそうだ。
 
 一方でウイルスは、自身の設計図とそれを包む殻だけの存在で非常にシンプルだと言う。
 そして、シンプルが故に変異の自由度が高く多様性が極めて高いのだ。
 なので、ピンポイントでこのウイルスを攻撃することはなかなか難しいらしいのだ。
 さらには、自分では成長できないので、野生動物等の中間宿主を経由して、人間を宿主にして増殖するらしい。
 幸い今までは、これらのウイルスはさほど強力ではなく、地域の広がりもなく収束していたのだ。
 ということで、経済合理性から言って治療薬が開発されてこなかったという訳なのだ。

 しかし、状況は変わりました。
 世界中の製薬メーカー等が必死の調査・分析・研究を続けています。
 なんとか早く決定打(治療薬・方法)を見出していただきたいものですよね。