昨日は、行動経済学によると、与えるよりも奪う方がモチベーションアップには効果的と聞いた。
しかし、生活の中ではそうではない事例も頻出している。
難しいものだ。
◆行動経済学では、与えるよりも奪う方が効果的と言うが・・
この考え方は、慎重に場面と罰の大小を検討することが必要だと思う。
卑近なふたつの例を上げてみたい。
居住する都市をあげてクリーンアップ行動を行う。
具体的には、各町内会ごとで細部が決められる。
この町内会では、一般的に参加しやすい日曜日の午前中に集まり、2時間清掃活動を行ってきた。
しかし、例年不参加者がいて、参加者からは不満が漏れていた。
今年は、不参加者からは500円の罰金を徴収し、それを活動後の懇親会(茶菓程度)の費用に充てることとした。
結果は → 例年の2倍の不参加者が出てしまった。
罰金 = 不参加でOK という間違ったメッセージが伝わってしまったようだ。
本来日曜日でも仕事なのに、日程調整をして参加していた人や、
たまの休日の午前中にゆっくりしたい人が不参加になったらしい。
この保育園では、約束の時間通りに迎えに来ない親に悩んでいた。
職員が残業を強いられ、いつまでも帰れないからだ。
なので苦肉の策として、お迎えの時間に遅れた場合は100円の迷惑料を徴収することとした。
結果は → 遅れる人が続出して、ただちにこの施策は中止し、無料に戻した。
その結果は → 施策導入時と変わらない遅刻者数で高止まりしてしまった。
ですので、こういうことは慎重に場面を検討した上で、実施することが必要なんでしょうねぇ・・
難しいものです。
しかし、生活の中ではそうではない事例も頻出している。
難しいものだ。
◆行動経済学では、与えるよりも奪う方が効果的と言うが・・
この考え方は、慎重に場面と罰の大小を検討することが必要だと思う。
卑近なふたつの例を上げてみたい。
居住する都市をあげてクリーンアップ行動を行う。
具体的には、各町内会ごとで細部が決められる。
この町内会では、一般的に参加しやすい日曜日の午前中に集まり、2時間清掃活動を行ってきた。
しかし、例年不参加者がいて、参加者からは不満が漏れていた。
今年は、不参加者からは500円の罰金を徴収し、それを活動後の懇親会(茶菓程度)の費用に充てることとした。
結果は → 例年の2倍の不参加者が出てしまった。
罰金 = 不参加でOK という間違ったメッセージが伝わってしまったようだ。
本来日曜日でも仕事なのに、日程調整をして参加していた人や、
たまの休日の午前中にゆっくりしたい人が不参加になったらしい。
この保育園では、約束の時間通りに迎えに来ない親に悩んでいた。
職員が残業を強いられ、いつまでも帰れないからだ。
なので苦肉の策として、お迎えの時間に遅れた場合は100円の迷惑料を徴収することとした。
結果は → 遅れる人が続出して、ただちにこの施策は中止し、無料に戻した。
その結果は → 施策導入時と変わらない遅刻者数で高止まりしてしまった。
ですので、こういうことは慎重に場面を検討した上で、実施することが必要なんでしょうねぇ・・
難しいものです。