成功する人

何をもって人生の成功とするかは、人それぞれによって考え方は違うことなんだろう。
だが、たぶん間違っていないことは、行き当たりばったりではそれは難しく、
やはり日頃から良く考えておいたり準備をしておくことが必要なことなんだろうなとは思う。
そんなことを漠然と考えていたら、こんな言葉に出会った。
ロシアの小説家ドストエフスキーだ。

◆人の人生の後半とは、前半に蓄積した習慣以外の何物でもないように思える
　成功する人（何をもって成功とするかは各人にお任せするとして）は、今から老後を想定した生活を送り、
　成功しない人は、すべてを引退後に考えようと思っているようだ。
　つまるところ、常日頃から老後をシミュレーションしながら生きていったり生活したりということが必要なんだろうな。

　もうひとつ、スイスでの調査研究によれば、仕事から引退すると命が脅かされることもあるらしい。
　退職の時期が一年早まるごとに人の平均余命は二か月ほど縮まるそうだ。
　だから、退職の時期をいつにするかはこれまた各人のご判断で良いのだが、
　すくなくとも言えることは人生の楽しみを、引退するまで大事にとっておこうという考えは捨てたほうが良いようだ。
　人は人生の前半では後半の人生にあこがれ、後半には前半の生き方を後悔して過ごすものらしい。
　ですので、なかなか思い通りにはならないのですが、人生全体を俯瞰して考えたり行動したりした方がよいのでしょうね。